8309 三井住友トラスト・ホールディングス 信託銀行を中核とする国内唯一の金融グループ

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取締役執行役社長 高倉 透
取締役執行役社長
高倉 透

当社は信託銀行を中核とする国内唯一の金融グループです。傘下に中核の三井住友信託銀行をはじめ、日興アセットマネジメント、三井住友トラスト・アセットマネジメントなどのアジア最大級の資産運用会社や、ネット銀行大手の住信SBIネット銀行、個人用不動産仲介大手の三井住友トラスト不動産など各業界で特長ある企業を擁し、企業や個人のお客さま向けの預金や融資などの銀行ビジネスと資産運用・資産管理や不動産といった信託関連ビジネスを展開しています。お客さまからお預りする資産運用・資産管理残高は合計400兆円弱に達し、証券代行分野では上場企業との取引シェアの約42%を占めるなど、多くのビジネス領域で業界トップクラスの実績を誇っています。

三井住友信託銀行と三井住友トラスト不動産のイメージ図
傘下には業界トップレベルの企業を抱える
「社会的価値創出と経済的価値創出の両立」の実現と株主還元強化

当グループは、「信託の力で、新たな価値を創造し、お客さまや社会の豊かな未来を花開かせる」を存在意義(パーパス)として定めています。2020年度から3年間の中期経営計画では、このパーパスを胸に「社会的価値創出と経済的価値創出の両立」を経営の根幹に据え、「信託の力」で、社会課題に真正面から取り組んでいます。

特に、超高齢社会や気候変動などの大きな社会課題に対して、お客さまへ多様な機能、付加価値の高いソリューションを提供することで課題解決に貢献するとともに、当グループも成長していきます。

足元の業績は順調に推移しており、2021年度の実質業務純益は3,460億円と、中期経営計画最終年度の2022年度に計画していた水準を前倒しで達成しました。また、株主還元については、配当を重視しており、1株あたり配当額を過去10年で2倍に増やしました。2022年度を目処に連結配当性向を40%程度に引き上げる方針を掲げ、利益成長に沿った株主還元強化を進めています。

今後とも、信託の多彩な機能を活用して社会課題の解決に取り組み、社会のサステナブルな発展に貢献するとともに、安定的・持続的な成長を成し遂げ、株主還元強化を推進していきます。

DATA

■設立 2002年2月1日
■資本金 261,608百万円
■従業員数 22,565人(連結)
(2022年9月30日現在)