みずほ銀行

第3回
20代の平均貯蓄額346万円
いまから貯めておく方法は? みずほ銀行

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自分のお金を上手に管理することは社会人として働き、生活するうえで最も基本的な要素の一つと言えるだろう。そのために最も実践しやすい方法とは何か。それは給与口座だけではなく「複数の銀行口座を使い分けること」である。なぜなら自分のお金を用途に応じて、より管理しやすくなるからだ。実は皆さんの少し先輩に当たる20代の社会人たちも、すでに「銀行口座を使い分ける」ことを実践しているという。第1回第2回と続いた最終回は、彼らの具体的な現状について探ってみることにする。

将来がどうなるかは誰にもわからない。だからこそ、お金の備えをきちんとしておいたほうが良い。こうした考えは社会人なら誰もが持っているものだ。もちろん20代の社会人だって例外ではない。

金融中央広報委員会が平成26年に行った「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)」によれば、20代の平均貯蓄額はなんと346万円もあるという。20代ですでにこれだけの貯蓄をしているというのは驚きだ。この結果は、リスクヘッジとしての貯蓄が、若者の間でより重要視されている証左と言えるだろう。

では、多くの社会人たちは、どんな方法で貯蓄を実践しているのだろうか。みずほ銀行「おうちのおかね」がインターネットで実施した家計意識調査を見ると、「定期預金を利用する」(37.4%)「銀行口座を使い分ける」(34.7%)「家計簿をつける」(28.3%)といった方法が上位に並んでいる。ほかにも様々な方法が挙げられているが、この中で注目すべき方法こそ、「銀行口座を使い分ける」ことなのである。

給与口座だけで自分のお金を管理していると生活費と混同してしまい、なかなか貯蓄できないことを多くの社会人が経験している。口座を使い分けたほうが、「資産管理しやすい」し、「お金を使いすぎないようにする」ことができる。

実際、ほとんどの社会人が目的や機能に応じて上手に使い分けている。たとえば、ある30代の起業家は「将来起業するために、20代の頃から給与口座とは別の口座をつくって資金を貯めていました」と述べている。また、株式投資で数億円の資産を持つある投資家は「1000万円を元手に株式投資を始めたのですが、その元手は複数の口座を使って貯めたものです。管理方法は今も変わりません」と語る。

結婚するにも、家を買うにも、何かとお金はかかってくる。その資金を築くためにも「複数の銀行口座を使い分けること」が最も実践しやすい方法なのだ。将来何をするにしても資金がなければ、選択肢は狭まってくる。社会人になれば、まずは給与口座以外に、別の口座をつくること。それが大事であることは、夢ある皆さんなら、おわかりのはずだ。

社会人に起こりがちなお金のリアル
-振込を忘れた!-

写真:ピクスタ

この4月、初めて一人暮らしを始める人も多いかもしれません。楽しみがいっぱいの新生活ですが、何かと気になってくるのが家賃や光熱費などの支払いです。いずれも支払期限があり、振込が遅れると督促状がきますし、家賃滞納の場合は、あなた自身の信用をおとしめてしまうことにもなりかねません。でも、社会人になると銀行の店頭に行く時間やATMの振込操作をする時間がどうしても取りづらくなってくるのもまた事実です。

そんな時に大きな助けとなるのがネットバンキング。たとえば、みずほ銀行ならスマホやパソコンで夜間、休日でも取引可能で、好きな時に手続きできるので、どんなに忙しくても仕事中に振込を気にする必要はありません。さらに、ネットバンキングから振込をすると手数料が店頭よりお得で、取引状況によっては無料になる場合もあります。自分の仕事や生活スタイルに合った口座を持つことこそ、より充実な日々を過ごす秘訣なのです。

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