異色社長が選んだフランチャイズ急拡大の秘策 高齢者向け配食で上場果たした業績拡大の裏

急成長の配食業界に見た「課題」

配食サービスで急成長している企業がある。2017年に上場を果たしたシルバーライフだ。同社を率いる清水貴久社長は、もともとは高齢者向け配食業界と無縁だった。大学卒業後は警視庁に入庁、1年半で退職して経営コンサルティングの会社に転職した。そして09年に現在のシルバーライフに参画し、22年4月末現在、フランチャイズで984店舗を抱える大手チェーンの一角を占めるまでになっている。

「一見、何のつながりもないキャリアに見えるかもしれませんが、警視庁にいたときも、今も『困った人を助けたい』という思いは変わりません。ただ、民間に出るからにはビジネスをしっかり学べる会社がいいと思い、経営者を助けるコンサルタントという仕事を選びました」

シルバーライフ代表取締役社長 
清水 貴久

経営コンサルタントとしてさまざまな業界を見ていくうちに清水社長が課題を感じたのが、高齢者向け配食業界だ。当時すでに配食のサービスのニーズは強く、市場は勢いよく伸びていた。しかし、需要の強さを背景に、旧態依然とした経営手法のままやり繰りしている会社も多かったという。

コンサルタントの目線で経営すれば、もっと多くの高齢者に健康でおいしい食事を届けられるのではないか――。そう考えた清水社長は、某大手チェーンの加盟店として配食業界に飛び込んだ。

「店舗運営や営業に、他業界では当たり前のように行われている手法を導入したところ、300店舗ある中で私の店は1位と2位になりました。この業界に飛び込んだときの感覚や店長としての現場の経験を基にフランチャイズ展開を拡大しています」

こうした中で、近年の同社の成長を後押ししているサービスがある。電子サインサービスだ。

「実はいったんフランチャイズオーナーになると意思決定をしたにもかかわらず、契約に至らないオーナー希望者が1割程度いました。それが、電子サインを導入したところ契約に至らない件数はほぼゼロになりました」と語る清水社長。具体的にはどういうことなのか。続きは特別資料を参考にしてほしい。[特別資料を読む]

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