発展の中国で最高の学びを実現 交流こそ最高の留学体験

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

大手の情報通信企業に在籍していた李さん。慶應ビジネス・スクール(KBS)でMBAを学び、2年生のときに国際単位交換プログラムで、中国・清華大学への留学を果たした。

李さんは、なぜいま中国で学ぶことを選んだのか?

「一番大きな理由は、世界における東アジアの影響力が大きくなると考えられたことです。なかでも中国は、改革開放以来、急速な経済発展を遂げています。清華大学が輩出した多くの人材がその原動力に貢献している中で、同校で学べるということは、中国そのものを体験できると思いました。」李さんにとって「未知の国」だった中国。現在の躍進ぶりが、東アジアに注目していた彼の視界に、最も興味深い国として映ったのだ。

清華大学は、北京大学と並ぶ中国最高学府の双璧。KBSは世界の様々なトップスクールと提携しているが、同校もそのひとつだ。今回の李さんの留学は、最高の学びの環境を得ながら、今の中国を現体験できるという理想のものとなった。

留学には苦労もつきまとう。李さんにとっては、「言葉が一番の苦労」だったようだ。高度な英語による授業に加えて、現地では中国語も必要とされる。しかし学ぶという意味では最高の刺激になった。「留学で一番身になったのは“交流”」と話す李さんは、中国にいながらもヨーロッパからの交換留学生も多いその環境を、重要な機会だったと考えているそうだ。

李さんは、これからMBAを学ぶ人に交換留学の面白さ、大切さを知って欲しいという。「留学は急激な変化を伴うため、世界観や視野の拡がる絶好の機会。僕にとって、現地の友達や中国に関心を持つ他国の留学生との交流も貴重な財産になった。」この大きな経験をもとに、彼は全世界を舞台に活躍したいと希望している。