「Yakult1000」でつくる、仕事のルーティン 漫画家・三田紀房が明かす、人気作連載の舞台裏

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三田紀房氏/1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。現在、『グランドジャンプ』にて『Dr.Eggs ドクターエッグス』を連載中
落ちこぼれ高校生を東大合格へと導く『ドラゴン桜』や投資の世界を描いた『インベスターZ』、医者の卵である医学部生の日常を描いた『Dr.Eggs ドクターエッグス』など、刺激的な作品を次々と生み出し注目を浴びる漫画家・三田紀房氏。興味を引きつける巧みな物語構成はもちろん、綿密なリサーチによって描き出すリアルな描写も格別で、独自の世界観が人気を博している。そんな多忙を極める売れっ子作家は、どのように仕事に取り組んでいるのか? カギは、“ルーティン化”にあった。

試して気づいた徹夜作業の無意味さ

大学受験や投資、転職、データサイエンス、スポーツ……毎回さまざまなテーマに挑み、徹底した調査を基に深く切り込んできた漫画家の三田氏。『ドラゴン桜』シリーズは2005年と2021年の二度にわたってドラマ化され、韓国でもリメイクドラマを放映。『アルキメデスの大戦』は2019年に実写映画化されるなど、その才能は幅広い領域で評価されている。

漫画はリサーチにネーム作成、ペン入れと膨大な作業が必要になるうえ、作家個人の想いがこもるクリエイティブな仕事だ。没頭するあまり昼夜を問わずに作業に打ち込み、不規則な生活を送る漫画家も多いと聞く。三田氏も、20年前の雑誌連載時は「徹夜も当たり前だった」と振り返る。

「作品のクオリティを上げたくて、そうしていたわけです。しかし、実は『こんなに徹夜して頑張ったのだから、きっといいモノができたに違いない』と思い込みたかった、自信の裏付けにしたかったのだと気づいたのです」

徹夜をやめることで作業の総時間数は短縮されたが、できあがった作品のクオリティに違いは認められなかった。

「『今日は徹夜で仕上げるぞ』となると、僕もスタッフも日中から体力を温存するのでパフォーマンスが上がらなかったのです(笑)。それに夜食も取るから、どんどん太って不健康になってしまって。みんなにはいい迷惑だったかな(笑)」

現在は朝6時半に起床し、9時から18時まで仕事して、23時には就寝するという規則正しい生活を送っている。食事も毎日3食を欠かさず、外食は避け、栄養バランスにも気を使っている。

「十分に睡眠を取ることで、効率よく執筆活動を行えています。睡眠に関しては割とコストをかけるほうで、品質のよい寝具や寝巻きを愛用していますよ」

ストレス抑制のため「アクセルは緩く踏む」

もう一つ漫画家という職業につきものの悩みが、過度のストレスだ。雑誌連載であればつねに締め切りに追われ、読者や編集部の期待に応えようという“義務感”も大きなプレッシャーになる。

「自分の名前を冠した作品ですから、当然すべての責任は僕にある。結果を出さないと生き残れない実力社会ですし、必然的にプレッシャーは感じますね。とくに、ネームと呼ばれる漫画の設計図を作る工程は本当にキツイ。そこを緻密に作り上げられれば、迷いはなくなっていくのですが……。また、作画の段階ではスタッフとも密にコミュニケーションを取らなければなりませんので、そこでも多少のストレスは生じてしまいます」

そうしたストレスに対し、三田氏が実践しているのが「なるべく精神的な起伏をつくらない」というセルフマインドコントロールだ。

「『よし、漫画を描くぞ!』『これからやるぞ!』とエンジンをフル回転すると、何かでつまずいたとき、スピードが出ていた分、急ブレーキがかかってしまう。それがストレスで、エンジンという“心”に大きなダメージを負ってしまうのだと思います。だから、仕事を特別化することなく日常生活の一部と捉え、アクセルはゆる~く踏んで、ゆっくり長く走らせていく。そのほうがストレスを減らせますし、結果的に仕事のクオリティも高められると思うのです」

また、売れっ子作家だけに、漫画を読んだ読者からさまざまな反応が寄せられる。作家冥利に尽きる喜ばしいコメントを目にする一方、厳しい批判や反対の声、ときには誹謗中傷も存在する。

「漫画家に限らず、こうした外からやってくるストレスは現代人の大きな悩み。いちばんの対策は、『気にしない』ことに尽きるのでしょうね。耳に入ってきても、わが道を行く。僕はゴーイングマイウェイで行くことに決めていて、周囲の評判を聞きあさるようなことはしていないんです」

日々に快適なリズムをもたらす「Yakult(ヤクルト)1000」

睡眠やストレスと向き合い、規則正しい日々を過ごしつつ作品作りに打ち込んでいる三田氏。理想的なワークスタイルを完成させるのに、もう一つ欠かせない習慣があった。

「朝食後、『Yakult1000』を飲んでいます。これを1本飲み、ちょっとしてから仕事を始めるのが僕の毎日のルーティンになっているのです」

「Yakult1000」は、ヤクルト独自の「乳酸菌 シロタ株」を含んだ乳製品乳酸菌飲料。継続飲用により、一時的な精神的ストレスがかかる状況での、ストレスをやわらげ、眠りの深さ・すっきりとした目覚めといった睡眠の質を高める機能がある、機能性表示食品だ。

「5年くらい前からヤクルトの宅配を頼んでいろいろと飲んでいて、『Yakult1000』は発売当初から飲んでいます。味も量も毎日飲むのにちょうどよくて、『健康のために飲むぞ!』と意気込まなくていいんですよね。でも、健康を意識する一つのきっかけになりましたし、毎朝の飲用が僕にとってすごくいいリズムをもたらしてくれています」

ヤクルトの商品を届けるヤクルトレディを家の外で見かけ、興味本位で注文してみたのがきっかけだったという。三田氏はこの宅配サービスについて「継続飲用するのに理想的で、一度皆さんもこの便利さを味わってみてほしい。毎週ちょっとしたコミュニケーションをとるのも楽しいです」と感想をもらす。

「60代も半ばにさしかかり、体力的に落ちてきたのも事実。体が資本の仕事ですから、これからも魅力的な作品を皆さんにお届けするためにも、健康には気を使っていきたいと考えています」

◆商品情報 「Yakult(ヤクルト)1000」

機能性表示食品(製品・成分評価)

届出表示:本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。さらに、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。

【消費者庁届出情報 届出番号:D279】

・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
・本品は機能性表示食品です。特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
・本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

https://www.yakult.co.jp/yakult1000/