「好き」に囲まれて働く超人マーケターの仕事術 マルチタスクをこなしつつ気分を上げるには

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インテリアにこだわった長瀬さんの自宅兼オフィス。気分に合わせて働く場所を選ぶ
リモートワークが普及し、オンとオフの切り替えに悩むビジネスパーソンも多いだろう。気分よく働いて、オフも楽しむにはどうしたらよいか。そのヒントを得るため、パラレルワーカーとして複数の会社の経営に携わりながら、趣味もとことん楽しむマーケターの長瀬次英さんにインタビューした。マルチタスクに追われる中、いかにして公私の充実を図っているのか。その常識破りの仕事術やモノ選びの視点に迫った。

「いい判断は、気持ちがいいときでないとできない」

長瀬さんは、大手IT企業で初代日本事業代表責任者、外資系化粧品企業で日本法人の初代CDO(最高デジタル責任者)を務めるなど輝かしいキャリアの持ち主として知られる。

さらに、起業と同時にパラレルワーカーという新たな働き方にシフト。現在は、医療、コスメ、ウェルネス、音響、ラジオ、旅行などさまざまな領域の経営に携わるほか、個人の依頼などを含め、つねに10件以上ものプロジェクトに向き合う超多忙な日々を送っている。

長瀬 次英(ながせ・つぐひで)
1976年 京都府生まれ。中央大学を卒業後、KDD(現KDDI)に入社。次にJ. Walter Thompsonジャパン、Unilever ジャパン&オーストラリア、Nu Skinジャパンにて、ブランドの戦略構築や新商品/新規事業開発を手がけ、続いてFacebookジャパンに参画し2014年にはInstagramの初代日本事業代表責任者に就任。その後、ロレアル日本法人で初代CDO(最高デジタル責任者)に就任、グローバルの団体CDO Clubにて「CDO of the Year 2017」やad:tech東京にて「ベストスピーカー」史上初2年連続1位など受賞、またメディアにカリスマ経営者や日本のカッコイイ大人の1人として取り上げられる。さらにエンターテイメント会社のCDOやアパレルブランドのCEO、そしてラジオ局のチーフデジタルプロデューサーをも担いさまざまな業態や事業に参画し日本のDXを牽引。また女性の美と健康をサポートするウェルネス事業を手がける会社「Wellness Me」を立ち上げ新たなビジネスの可能性に挑んでいる

長瀬さんもコロナ禍を機にリモートワークが増え、自宅で過ごす時間が長くなった。住まいの2階は寝室とトレーニングルーム、1階は書斎コーナー、趣味のコーナー、お酒を楽しむコーナーなど、細かくスペースを分けている。

「気分によって場所を転々とし、1階と2階も行ったり来たり、たまに屋上にも出たり。模様替えも頻繁にします」と、長瀬さん。気分転換しやすい空間にコーディネートすることも、マルチタスクをこなす秘訣のようだ。

「数日前に模様替えをしたばかり。今お気に入りの場所は、書斎です」(長瀬さん)

このワークスタイルの原点は、ブランド責任者をしていた会社員時代にある。あらゆる部署と関わりジャッジすべきことが増える中、「やりたい仕事からやる」スタイルが確立されていったという。

役職が上がるほどマルチタスクが増えるのは、会社で働くビジネスパーソンの定。それを経験してきたからこそ、長瀬さんはこう言い切る。

「仕事でプレッシャーを感じる人ほど、つねに『気持ち』と『行動』がリンクするようにしたほうがいい。例えば、ある作業が煮詰まって、お菓子が食べたくなったらすぐ買いに行くこと。そんなささいな達成感でも、繰り返せば一日の終わりの満足度も大きく変わってきます。こうした精神的なケアはとても大事です」

ノートPCにも求める「マルチタスクへの対応」

仕事の相棒となるノートパソコン(以下、PC)には、やはりマルチタスクに対応できる機能や操作性を求めるという。そんな長瀬さんに、LGエレクトロニクス・ジャパンのノートPCシリーズ「LG gram」はどのように映るのか。

今回、16インチを試してもらった。触り始めた瞬間、「大画面、いいなあ」とつぶやく長瀬さん。動画なども見て、次のように語った。

「まず映画は大画面で見るものだなと思いました。現代はスマホの画面が通常サイズという感覚だから、16インチは大きく感じますよね。画質や色がすごくきれいで、16:10のアスペクト比もちょうどいい。タッチパッドのレスポンスもいいし、キーボードもカチカチいわず作業を邪魔しない。

この大画面と操作性なら、作業の切り替えもサクサク進んでストレスフリーだと思います。日頃、娯楽はデスクトップ、仕事はノートと使い分けていますが、LG gramなら1台で仕事と息抜きができてしまうから、気分が上がりますね」

重さはわずか1190g、かつバッテリー駆動時間が最大25.5時間といった16インチタイプならではの特徴も評価する。

「この大きさでこの軽さはちょっと驚きですね。僕みたいに複数の会社で働き、家の中でも頻繁に動く人間にとって、楽に携帯できるかどうかはすごく大事。シンプルなデザインかつ長時間バッテリーで電源アダプターを持ち歩かなくて済むノートPCは、重宝すると思います。

また、あぐらをかきながら作業できるサイズ感も気に入りました。ベッドでも使いやすそうです。くつろいだ姿勢で仕事や趣味を達成できる設計は、在宅時間が増えた今、実は最も重要なポイントではないでしょうか」

※ 記載されている駆動時間はJEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0)による測定結果です。使用する環境、使用状況、周辺機器の接続状況等に応じて大きく変わります

人間力が問われる今こそハイスペックなPCを

ギター、格闘技、ゲーム――長瀬さんが仕事の合間に楽しむ趣味は多彩だ。カメラ、ロードバイク、プラモデル、自身が描いた油絵など、部屋の至る所に趣味に関するアイテムが並ぶ。

「収集癖もあって、カメラや工具、アウトドア用品などをよく集めます。お菓子の付属シールも小学生のころから収集を続けていますよ」と、長瀬さんは笑う。そんなわけで家の中にはさまざまなアイテムが混在するが、モノ選びには2つの共通基準があるという。

PC選びの条件でも前述したが、1つは、マルチタスクをこなす日常にフィットするかどうか。そしてもう1つは、本物かどうかという視点だ。

「LG gramの開発コンセプトの1つは『本物志向』とお聞きしましたが、僕も本物にこだわるところがあります。本物とは、いわば時を超えて愛されるようなオリジナル。例えば、デジタルカメラも液晶スクリーンがないものなど、昔ながらのフィルムカメラの感覚を生かしたものを好みます」

そんなふうに選び抜いた好きなモノに囲まれる暮らしが、日々のパフォーマンスを上げていく。

今後は働き方の多様化で、より多くの人がマルチタスクを求められると考える長瀬さん。そんな時代の中、理想のワーク&ライフスタイルを実現したいビジネスパーソンに、こうエールを送る。

「マルチタスクを完璧にこなすのは絶対に不可能。仕事が増えてくると、ダブルブッキングをしてしまうことだってあります。仕事の結果を出すのは当然ですが、万が一の際も許してもらえるキャラや『人間力』を意識したいです。

僕は若い頃、先輩と飲みに行くなどして人間力が鍛えられましたが、コロナ禍でそういう機会は失われています。オンラインでの関係が増える中では、円滑にコミュニケーションできるハイスペックなPCがますます大事になります。LG gramは、そんな人と人とのつながりを支えてくれるツールになるのではないでしょうか」

LG gramは好みに合わせて3サイズから選べる。働き方が変わった人やライフスタイルを見直したい人は、活用を検討してみるといいかもしれない。

>>LG gramスペシャルサイトはこちら