「好き」に囲まれて働く超人マーケターの仕事術 マルチタスクをこなしつつ気分を上げるには
「いい判断は、気持ちがいいときでないとできない」
長瀬さんは、大手IT企業で初代日本事業代表責任者、外資系化粧品企業で日本法人の初代CDO(最高デジタル責任者)を務めるなど輝かしいキャリアの持ち主として知られる。
さらに、起業と同時にパラレルワーカーという新たな働き方にシフト。現在は、医療、コスメ、ウェルネス、音響、ラジオ、旅行などさまざまな領域の経営に携わるほか、個人の依頼などを含め、つねに10件以上ものプロジェクトに向き合う超多忙な日々を送っている。
長瀬さんもコロナ禍を機にリモートワークが増え、自宅で過ごす時間が長くなった。住まいの2階は寝室とトレーニングルーム、1階は書斎コーナー、趣味のコーナー、お酒を楽しむコーナーなど、細かくスペースを分けている。
「気分によって場所を転々とし、1階と2階も行ったり来たり、たまに屋上にも出たり。模様替えも頻繁にします」と、長瀬さん。気分転換しやすい空間にコーディネートすることも、マルチタスクをこなす秘訣のようだ。
このワークスタイルの原点は、ブランド責任者をしていた会社員時代にある。あらゆる部署と関わりジャッジすべきことが増える中、「やりたい仕事からやる」スタイルが確立されていったという。
役職が上がるほどマルチタスクが増えるのは、会社で働くビジネスパーソンの定。それを経験してきたからこそ、長瀬さんはこう言い切る。
「仕事でプレッシャーを感じる人ほど、つねに『気持ち』と『行動』がリンクするようにしたほうがいい。例えば、ある作業が煮詰まって、お菓子が食べたくなったらすぐ買いに行くこと。そんなささいな達成感でも、繰り返せば一日の終わりの満足度も大きく変わってきます。こうした精神的なケアはとても大事です」
ノートPCにも求める「マルチタスクへの対応」
仕事の相棒となるノートパソコン(以下、PC)には、やはりマルチタスクに対応できる機能や操作性を求めるという。そんな長瀬さんに、LGエレクトロニクス・ジャパンのノートPCシリーズ「LG gram」はどのように映るのか。
今回、16インチを試してもらった。触り始めた瞬間、「大画面、いいなあ」とつぶやく長瀬さん。動画なども見て、次のように語った。
「まず映画は大画面で見るものだなと思いました。現代はスマホの画面が通常サイズという感覚だから、16インチは大きく感じますよね。画質や色がすごくきれいで、16:10のアスペクト比もちょうどいい。タッチパッドのレスポンスもいいし、キーボードもカチカチいわず作業を邪魔しない。
この大画面と操作性なら、作業の切り替えもサクサク進んでストレスフリーだと思います。日頃、娯楽はデスクトップ、仕事はノートと使い分けていますが、LG gramなら1台で仕事と息抜きができてしまうから、気分が上がりますね」
重さはわずか1190g、かつバッテリー駆動時間が最大25.5時間※といった16インチタイプならではの特徴も評価する。
「この大きさでこの軽さはちょっと驚きですね。僕みたいに複数の会社で働き、家の中でも頻繁に動く人間にとって、楽に携帯できるかどうかはすごく大事。シンプルなデザインかつ長時間バッテリーで電源アダプターを持ち歩かなくて済むノートPCは、重宝すると思います。
また、あぐらをかきながら作業できるサイズ感も気に入りました。ベッドでも使いやすそうです。くつろいだ姿勢で仕事や趣味を達成できる設計は、在宅時間が増えた今、実は最も重要なポイントではないでしょうか」
※ 記載されている駆動時間はJEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0)による測定結果です。使用する環境、使用状況、周辺機器の接続状況等に応じて大きく変わります
人間力が問われる今こそハイスペックなPCを
ギター、格闘技、ゲーム――長瀬さんが仕事の合間に楽しむ趣味は多彩だ。カメラ、ロードバイク、プラモデル、自身が描いた油絵など、部屋の至る所に趣味に関するアイテムが並ぶ。
「収集癖もあって、カメラや工具、アウトドア用品などをよく集めます。お菓子の付属シールも小学生のころから収集を続けていますよ」と、長瀬さんは笑う。そんなわけで家の中にはさまざまなアイテムが混在するが、モノ選びには2つの共通基準があるという。
PC選びの条件でも前述したが、1つは、マルチタスクをこなす日常にフィットするかどうか。そしてもう1つは、本物かどうかという視点だ。
「LG gramの開発コンセプトの1つは『本物志向』とお聞きしましたが、僕も本物にこだわるところがあります。本物とは、いわば時を超えて愛されるようなオリジナル。例えば、デジタルカメラも液晶スクリーンがないものなど、昔ながらのフィルムカメラの感覚を生かしたものを好みます」
そんなふうに選び抜いた好きなモノに囲まれる暮らしが、日々のパフォーマンスを上げていく。
今後は働き方の多様化で、より多くの人がマルチタスクを求められると考える長瀬さん。そんな時代の中、理想のワーク&ライフスタイルを実現したいビジネスパーソンに、こうエールを送る。
「マルチタスクを完璧にこなすのは絶対に不可能。仕事が増えてくると、ダブルブッキングをしてしまうことだってあります。仕事の結果を出すのは当然ですが、万が一の際も許してもらえるキャラや『人間力』を意識したいです。
僕は若い頃、先輩と飲みに行くなどして人間力が鍛えられましたが、コロナ禍でそういう機会は失われています。オンラインでの関係が増える中では、円滑にコミュニケーションできるハイスペックなPCがますます大事になります。LG gramは、そんな人と人とのつながりを支えてくれるツールになるのではないでしょうか」
LG gramは好みに合わせて3サイズから選べる。働き方が変わった人やライフスタイルを見直したい人は、活用を検討してみるといいかもしれない。