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kanata(カナタ) 90|電子カルテを自動で入力

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医師をPC画面から解放

[設 立]2018年11月
[資本金(準備金なし)]750万円
[社員数]9人
[代表者名]滝内冬​夫
[所在地]東京都中央区築地

「カナタ」は滝内氏の息子の名前が由来だ

医師と患者が会話する文章を解析、電子カルテを自動的に作成するウェブサービスを手がけている。

医師は、診察の際に「だるい」「熱がある」といった患者の主観情報、実際の体温や血圧などの客観情報、診断した病名、処方の内容、の4種類の情報をカルテに記載していく。「この作業が煩雑で、医師が患者と向き合えなくなっている」と滝内冬夫代表は指摘する。

紙カルテに代わりパソコンで入力する電子カルテが普及したことで入力する事項が増え、患者がいながらも医師がパソコンに向かい続ける光景は当たり前になった。

カナタが強みを持つのは、カルテに記載する4タイプの情報を文章から抽出する構文解析技術。音声認識ソフトは何を使ってもいい。

メジャーな電子カルテであれば、解析した内容を自動で入力できる。とくに引き合いが強いのは精神科や在宅医療の現場など。診察時間が比較的長くなるうえ、患者の細かい変化を見落とせないからだ。

滝内氏は、以前勤めていた電子カルテメーカーから電子カルテ事業を譲受。だが電子カルテは競争が激しい分野であるため、入力を手助けするサービスの開発に舵を切った。

現在、およそ20の医療機関が導入済み。10月ごろまでには50〜60施設への導入を見据えており、中長期的には2万施設への導入を目指す。

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