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手書き業務から解放
[設 立]2017年8月
[資本金(資本準備金含む)]3億0538万円
[社員数]26人
[代表者名]園生智弘
[所在地]東京都文京区本郷
書類作成業務に追われる病院の中で、とりわけ電子化が遅れているのが救急医療。救急車から患者情報を電話で受け、それをホワイトボード上の手書き情報で管理する現場がほとんどだ。
そこに風穴を開けるのが「ネクストステージER」。創業者の園生智弘代表が救急医の目で開発した救急医療に特化したデジタル情報共有システムだ。音声やテキストで情報を入力すれば、それが構造化データとして管理・共有・利用できる優れものだ。
夜間・休日の来院を含め救急外来は入院患者の約3分の1、5兆円の巨大市場。同社は設立3年で、全国約300ある救命救急センターのうち、内定を含め45施設に採用された。今後3年以内に150施設への拡大を目指す。
研究データを集めたい大病院の医師も、同社のシステムなら電子データの形で使える。そのため現場の医師から導入に強い支持を得られる。現状、「実質ライバルはいない」(園生氏)という。
今年6月に患者募集が難しい急性期疾患の治験支援にも着手。急性期を担う大学病院などで築いた医師ネットワークや有力な電子情報システム、そこから得られるデータを生かし、顧客基盤を製薬企業にも広げる。「ここでも事業化が見えてきた」(園生氏)。






















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