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論文の質決める4基準、理工系は“IMR"が重要 研究|大学講師になりたい!

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(ko-yan / PIXTA)

ビジネスパーソンが社会人大学院などで論文を執筆する場合、最も難しい関門として立ちふさがるのが「問いの立て方」だと一橋大学イノベーション研究センターの青島矢一教授は指摘する。

「どうしたら会社がよくなるのか」「どうしたら売り上げが伸びるか」など、ビジネスパーソンは日頃から「どうしたらいいのか?」と問いかけることに慣れ親しんでいる。ただ、こういう問いだと、なかなか学術研究にはなりにくいという。「『どうしたら』と問うと、いろいろある方策のリストアップになってしまい、本質的な課題解決につながらない」と青島教授は説明する。

そもそも「研究の目的は因果メカニズムを解明することなので、『どうしたら』ではなく『なぜ』と問うことが肝要」だと強調する。「あることがなぜ起きるのか」という問いにして、「こういう原因からではないか」という形で研究は進むからだ。

「なぜ」という問いに対する解答が得られれば、その副産物として、どうしたらいいのかというインプリケーションが導き出される。つまり、『どうしたら』という問いは「副産物を最初に求めてしまうことになり、分析がすごく浅くなってしまう」(同)。ビジネスパーソンにとって、このマインドセットの転換が難しい。

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