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「レムデシビル」の次はどこだ 医薬品|治療薬・ワクチンの開発が急ピッチ

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(spukkato / PIXTA)

医薬品業界では、新型コロナウイルスの治療薬やワクチンを開発する企業に収益拡大の期待が高まる。5月7日、米ギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」が厚生労働省から治療薬としての承認を得た。一般的に、医薬品の承認審査は1年程度かかるものだが、レムデシビルは申請からわずか3日の超スピード承認だった。

[KEYWORD]ワクチン
感染症の予防に用いる医薬品。接種することでウイルスや細菌に対する免疫(抵抗力)をつくり出し、病気になりにくくする。ウイルスの封じ込めに不可欠。世界中で開発が進む中、国内企業も乗り出した。

感染症の治療薬やワクチンは、流行が早期に収束すると開発コストを回収できないおそれがある。しかし、今回は、世界的な感染拡大が長期化しているため、国内企業の参入も相次ぎ、開発が急ピッチで進められている。

国内の最有力候補は富士フイルムホールディングスの「アビガン」だ。インフルエンザ治療薬として承認済みで、治験結果次第では新型コロナ治療薬としても5月内には承認されそうだ。ただ、特許が切れており、中国では後発品が製造されている。富士フイルムへの業績貢献は限られそうだ。

中外製薬の関節リウマチ薬「アクテムラ」も、重症者向けの治療薬として治験が進む。免疫の暴走によって起きる肺炎の重症化を、免疫機能を抑えることで改善させる効果が期待できる。治験が成功すれば、親会社のスイス・ロシュを通じて世界での販売拡大が見込まれる。中外製薬は製造ライセンスを持つため、販売拡大に応じたロイヤルティー収入を得られる。

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