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レベル3解禁で開発加速へ 自動運転時代の幕開け

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国内市場で最も高機能な自動運転車の日産スカイライン

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ドイツから遅れること3年。ついに日本で自動運転が解禁となる。2020年5月23日までに施行される改正道路交通法で、規制が緩和される予定だ(一部は施行済み)。

最近の車には前方車追従や衝突被害軽減ブレーキなどの機能が搭載されているが、これらは運転支援にすぎない。米自動車技術会の定める「自動運転レベル2」以下の機能で、責任はあくまでドライバーが負う。

今回解禁される自動運転は「レベル3」に相当。システムを使う間はシステムが運転責任を負う、文字どおりの自動運転だ。

認可を受けた自動運転機能を使う際には、一部罰則規定が適用されずカーナビや携帯電話の操作も可能。ただし、緊急時などには一定時間以内に運転に戻る必要がある。解禁後、レベル3自動運転は指定された環境でのみ使用が認められる。まずは歩行者がいない高速道路から導入が進むとみられる。

レベル3ではシステムと人の間で運転の受け渡しをする必要があり、その空白時間に事故が起きる可能性も指摘されている。こうした懸念もあって、17年に先行して解禁されたドイツでは実はまだ、レベル3の自動運転車は市販されていない。

とはいえ、いよいよ日本でも法的に認められる意義は大きい。すぐに対応車が市販されるとは限らないが、自動運転車の開発競争が加速するのは間違いなさそうだ。

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