『常識の超え方』を書いた池田純氏に聞く ベイスターズ球団を5年で再生

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ベイスターズを5年で再生させたプロ野球最年少球団社長のマネジメントの極意とは。

スポーツビジネスの教科書 常識の超え方 35歳球団社長の経営メソッド
スポーツビジネスの教科書 常識の超え方 35歳球団社長の経営メソッド(文藝春秋/308ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

──退任して半年が経ちました。

続いての仕事のメインはなかなか決まらない。辞めるのをぎりぎりまで公表できなかったので、職探しをしていない。いずれは出合えるものだと思っていたし、今もそう思っている。

この5年間、スポーツ全般をわかっている第一人者といえる人は日本にはいないと痛感した。逆にせっかくプロ野球というスポーツビジネスに携わったので、浪人中にスポーツ全般を勉強して、指名があったときに何でもできるようにしておきたいと考えている。

──雑誌に「球団経営」をテーマに連載を執筆していましたね。

この本で、それをまったく書き換えた。内容をスポーツ経営だけに限ると読者は限定されるから、企業経営の目線で読める内容にしたつもりだ。タイトルも「スポーツビジネスの教科書」に「常識の超え方」を加え、ビジネス本にふさわしく“スライド”させた。

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