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政治・経済・投資 #山一証券 崩壊

不信と無策が招く株価暴落 株安の元凶は金融不安、市場が求める公的資金

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三洋証券の破綻以降、市場では次はどこが潰れるのか、という噂が駆け巡っていた。

ある市場関係者によると「拓銀の破綻が明らかになる前の11月14日の金曜日には、来週、大手の銀行・証券が潰れるという噂が流れ、拓銀株と山一株が同時に大きく売り込まれた」。結果的にそれが事実となったところに市場の恐ろしさがあるのだが、「その噂の出所を追っていったら外資系証券だった」と言う。

さらに北海道拓殖銀行の破綻が明らかになった11月17日以降、市場では「破綻」の噂はさらにエスカレートしていった。その内容とは「自民党有力議員筋によると、公的資金導入へ向けたコンセンサス作りのため、今後もダメな大手証券と大手銀行、中堅生命保険会社、大手ゼネコンの順番で毎週のように破綻が続く。年内にもこれらすべての破綻が明らかになる」というものだ。その噂どおり、まず山一証券が破綻し、第一弾が現実のものとなってしまった。

あまりに冷徹な市場

市場はターゲットを絞り、次から次へと金融機関を破綻に追い込んでいる。しかし、「買いで儲からなければ、売りで儲けるしかない」(外資系証券)というのも現実。それが、「市場」というものである。

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