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健康長寿都市ランキング 元気で長生きしたいなら静岡・山梨がいい?

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長生きしたい、それも死ぬ間際までできるだけ健やかに──。いわゆる「ピンピンコロリ」は、多くの人が願うことだ。だが、健やかに老いることができるかどうか、都道府県間で格差が生じている。

本記事のランキングは、都道府県別の平均寿命(2010年)と健康寿命(13年)、そして2つの寿命の差を不健康期間として並べたもの。健康寿命という言葉を聞き慣れない人も多いだろう。病気など健康問題で何らかの制限を受けることなく生活できる期間を示すもので、国民生活基礎調査での回答者の自己申告などに基づき算出されている。

平均寿命を見ると、男性は80.88年の長野がトップ、以下に滋賀、福井と続く。女性のトップも長野で、2位島根、3位沖縄となっている。ただこれで男女とも長野が長寿健康県、と理解するのは早計だ。基準年が違うため参考値ではあるが、不健康期間は長野はむしろ長く、男性が9.43年と全国44位(ワースト4位)、女性が12.45年で33位とやはり平均より下だ。

高齢になるほど不健康な期間が長期化するのは、ある意味やむをえない。だから長野の状況は当然ともいえる。逆もまたしかりで、男女とも平均寿命最下位の青森は、不健康期間も短い。

この理解に立てば、本当に注目すべきは「長寿かつ健康寿命も長い地域」だろう。たとえば男性なら平均寿命10位の静岡。健康寿命もトップ3で、不健康期間は7.82年にとどまる。女性であれば平均寿命13位の山梨だ。健康寿命はトップであり、不健康期間は10.87年と、最も短い秋田に比べて0.37年(約4.4カ月)長いだけだ。

なぜ健康寿命に違いが出るのか。理由の1つは、健康寿命が自己申告という主観的な回答を基に作られた指標であることだ。がんや脳血管疾患などの大病を患えば、健康だという自覚はもちろん損なわれる。だが、即座に命にかかわる疾病でなくても、うつのような気分障害や足腰・肩の痛みがあると「何だか体調が優れない」「健康じゃない」との自覚を持ちやすい。長野は気分障害の受療率2位、足腰・肩の痛みの有訴者率3位と高い。この要因が長野の健康寿命を押し下げている可能性がある。

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