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イラスト:秋葉あきこ


「がんの5年生存率は50%を超えていると思いますか?」
2014年に内閣府が行った世論調査で、「超えている」と答えた人はわずか25.4%。がんは「治りにくい病気」というイメージが根強いようだ。しかし、全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)の調査による最新データでは、がんの5年生存率は68.9%に達する。
これまでのがん治療は再発・転移がなく5年間生存していれば、とりあえず治癒したと見なしてきたが、乳がんなど5年を過ぎて再発するケースもあった。そこで今年1月、10年生存率が初めて公表された。
集計にかかわった群馬県衛生環境研究所の猿木信裕所長は「(患者の)予後調査には多大な手間とおカネがかかり、なかなか各施設の足並みがそろわなかった。近年ようやく調査の手法が共通化され、10年生存率の調査に踏み切れた」と振り返る。
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