日本オープンで活躍した小平智は「勝負脳」のカウンセリングを受けたと語った。
「メンタルは1カ月ほど前から脳神経外科の林成之先生に教えてもらいました。マイナスのことは考えない。体の動きもそうだけど、脳からの指令でやっているので。日本人が海外とかでビッグスコアを出せないのは守ってしまうからで、自分の脳がストップをかけてしまうので、その辺を詳しく教えてもらってます」 きっかけは、知人にこういう方がいると言われて、本を読んでみたら興味が湧いたので会わせてもらったそうだ。2カ月ぐらい前に、1週間かけて読んだという。
「調子はいいのにいいスコアが出ない時期もあって、殻を破りたいというか、何かきっかけがあればと思って、教えてもらいました。自分なりにもどかしかったので、きっとその意識があってビッグスコアにつながったのだと思います」 林成之氏は脳神経外科医で、小平が読んだ本は『勝負脳の鍛え方』だった。その効果があってか、日本オープンの2日目に62というスコアを出したのである。
実は、米国PGAツアーでも話題になっているのが「フローゴルフ」という言葉である。フローとは、ゾーンと同義語で、これまでゾーンに入ってのプレーは、何かのきっかけでほぼ偶然にゾーンに入るという感覚だった。ところが、ジオ・ヴァリアンテ教授(米ロリンズカレッジ・スポーツ心理学者、『フローゴルフへの道』の著者)は、そのゾーン(フロー)が一過性、偶然ではなく、意図的にその状態に導く方法論を見つけ、実際にPGAツアーの選手たちを成功に導いた。
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