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一部は民間病院へ譲渡 [逓信病院]減らぬ病院部門の赤字

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逓信病院の中で病床数477床と最大規模を誇る東京逓信病院(撮影:尾形文繁)

郵便局と医療は一見関係がなさそうに思える。しかし、逓信病院は昭和13年(1938年)の逓信省時代に「職域病院」として設立されたことにさかのぼる。いわばトヨタ自動車がトヨタ記念病院を経営しているのと同じ発想だ。現在、全国に14病院。病床数にして1666床を保有する巨大医療ネットワークだ。

[図表1]
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逓信病院は当初、職員のための職域病院としてスタートした。転機となったのは80年。会計検査院などから指摘を受け、地域の一般住民にも病院の診療を開放するように求められたのだ。その結果、「逓信」という郵便事業と関連した名称がついていながらも、地域においては一般病院と同じような病院機能を果たしている。

だが、病院事業の経営は苦しい。図表2のように収支は赤字続きだ。2012年度までいったんは改善基調にあったが、その後、赤字額はむしろ増えている。

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