海外メガサプライヤーに対抗するためトヨタ自動車がグループの部品事業の再編に乗り出した。
本体とグループで重複して手掛けていたディーゼルエンジン、マニュアルトランスミッション(MT)、ブレーキの3事業を、それぞれ豊田自動織機、アイシン・エーアイ、アドヴィックスに集約する。2015年から順次、開発機能や生産拠点を移管していく。
ほとんどのグループ企業は自動車事業に必要な部品の開発・生産をトヨタから切り出して誕生した。だが、トヨタはノウハウを保有しておくために、グループ各社が手掛ける部品事業の多くを自社でも行ってきた。その方針を転換する。
環境規制強化や自動運転を含めた安全技術ニーズの高まりを受け、自動車の研究開発領域は広がる一方だ。パワートレインと呼ばれる駆動領域だけでも、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、電気、燃料電池と多岐にわたる。自動運転では高度なソフト技術などが必要になる。また、部品の共通化戦略TNGAを進めていく中でより強い部品が不可欠だ。
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