高品質な運用を可能とする
BPO基盤と厳格なセキュリティで
人事セクションの変革を支援
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
万全なセキュリティ体制も
加えてもう一つ、同社にはセキュリティという決定的な強みがある。というのも、同社は全国にデータセンターを配置しており、人事給与のBPOサービス業務は、基本的にそうしたデータセンター内で行っているからだ。そしてこのデータセンターのセキュリティが極めてハイレベルなのである。
まず基本的に私物は一切施設内に持ち込めない。入退も徹底的に管理される。さらに業務によって複数段階のセキュリティが設定され、生体認証システムとIDカード、パスワードが使い分けられている。
技術やシステムに頼るだけではない。同社はコールセンタースタッフなど、個人情報に直接触れる従業員の教育にも熱心に取り組んでいる。また、さまざまなセキュリティ対策の実施には、従業員が不当な疑いを持たれないためであることを説明し、従業員満足(ES)を維持することにも注力している。デリケートな情報を扱う部門だからこそ、高いセキュリティ意識とESを高めることが、結果的にお客様満足(CS)を高めることにつながるからである。
人事が扱うデータはもともと個人情報が大半で、高度なセキュリティが必要とされる。当然のことながらBPOサービスを利用する場合も、企業はそのベンダーのセキュリティレベルに神経質になる。その点で富士通エフ・アイ・ピーはまさに非の打ちどころがないレベルだろう。
同社BPOサービスマネジメント部の鈴木佐扶郎氏は、「セキュリティは今後、ますます重要性が高まる」と推測する。
マイナンバー制度対策も支援
「2016年からマイナンバー制度がスタートします。そうなると個人番号で個人が特定できますから、扱いには最大限の配慮が必要になります。また会社は社員の家族の個人番号も把握することになり、人事の仕事は間違いなく増えます。そうしたことへの対策も含めて、どういう準備をしたらいいのか、BPOを利用すればどうなるのかといった問い合わせや引き合いが、最近は増えています」(鈴木氏)。
BPOサービスを利用しようとすれば、自社の業務を見直すことも必要になる。その点でも、富士通エフ・アイ・ピーは業務プロセスを解析し、システムを活用した最適な業務プロセスを提案してきた豊富なBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)の経験、ノウハウも有している。
環境の変化などにより、企業の人事も変革を迫られている。しかもその中で、生産性の向上やコストダウンも実現しなければならない。そのときBPOサービスを利用するなら、どのベンダーを選ぶかが大きな岐路になる。
変革をサポートするパートナーとして、富士通エフ・アイ・ピーは十分、選ばれるに値するだけの物を持っている。