受験までに「3周」学ぶ医学部合格への道を伴走 医系専門予備校が教える効果的学習メソッド

大学進学を目指す高校2年生やその保護者なら「来年の今頃は……」と思う時期だろう。少しでも早く受験勉強のスタートを切れば、それだけ時間的、精神的余裕が生まれる。最難関の1つともいわれる医学部受験となれば、なおのことだ。これから約1年間で、いかに医学部合格を勝ち取るか、医系専門予備校メディカルラボの横浜校舎長である澤田大和氏に聞いた。

受験の準備は、始めるのが早ければ早いほど効果的だとわかってはいるものの、なかなか受験モードに切り替わらない生徒もいるだろう。「しかし、今の高校2年生、つまり2022年4月から高校3年生になる生徒の場合、あまり悠長なことを言ってもいられません」と澤田氏は指摘する。「なぜなら、25年度入試から大学入学共通テスト(以下、共通テスト)が、新しい学習指導要領に対応した試験に変更されるからです」。

メディカルラボ
横浜校舎長
澤田 大和氏

高校では22年度の入学者から年次進行で新学習指導要領が実施される。「新課程で学んだ高校生が初めて受験する25年1月の共通テストから出題教科・科目が変わるため、旧課程で学んだ浪人生は不利になるのではといわれています。難易度の高い医学部の場合、1浪、2浪は当たり前という風潮がありますが、22年度の新高3生で1浪まで、新高2生なら現役のときに合格できなければ新課程への対応も必要となるため、ハードルがより高くなってしまう可能性があるのです」(澤田氏)。

高校3年間分の基礎学習を夏休み前に終わらせる利点

澤田氏によると、すでに、将来絶対に医師になるという意志を早くから固めているような生徒は、メディカルラボで受験勉強を始めているという。

「医学部を目指す生徒たちは、受験本番までに高校3年間分の履修内容を3回学習します。1周目は基礎知識の習得、2周目は応用力の養成、3周目は受験校の過去問演習です。この1周目をいかに早く終わらせるかがポイントで、高2が終わる時期に1周目が終わっているのが理想的です」

とはいえ、まだ準備を始めていない生徒も悲観することはない。

「メディカルラボは、カリキュラムも授業も完全個別制。年間スケジュールに従って集団授業を展開する大手予備校ですと、入校するタイミングを逃すとカリキュラムを途中からしかこなせなくなりますが、メディカルラボなら完全個別指導なのでいつ入校してもそこがご自身のスタート地点になります。実際に新高3生の入校は3月、4月が多くなっています」

では、春先にメディカルラボに入校した新高3生は、どのように受験準備を進めていくのか。

「まずは入校時点での学力レベル、教科・単元ごとの得意・不得意を把握するためのスタートレベル判定テストとプロフィールリストの記入をお願いしています。そして、実際の学力と本人の認識にズレがないかを徹底的に分析し、その結果を踏まえて今後の目標を確認・設定するための面談を行います。

そのうえで1人ひとりに適した個別カリキュラムを作成。早ければ夏休み前に、苦手教科・単元が多い生徒でも夏休みが終わるまでには高校3年間分の基礎学力が身に付くように指導します。10月くらいまでに応用力養成のための2周目が終わり、11月からはいよいよ3周目、重点校対策としての過去問演習が始まります」

受講生の個性を見極めた対策が取れる1対1の個別授業

個別授業では、1人の生徒を教科ごとにプロ講師が担当。さらに生徒からの相談に乗り、的確なアドバイスを行う担任が加わったチームで支援していくのがメディカルラボの特徴だ。

「大学受験は同学年の生徒だけではなく、既卒生もライバルになります。大手予備校などが実施する模試でも、高2までは受験対象が同学年に限られますが、高3からは既卒生も受験します。そのため高3になると、それまでいい成績を取ってきた生徒も、既卒生の高い学力に押されて成績が下がったように見えることがあります。

そこでくじけずに自分の弱点に向き合い、さらに一段ギアを上げて受験勉強に取り組むことで、伸び悩んでいたように見えた学力が突き抜けていくことがあります。そのプロセスをプロ講師陣+担任がサポートしていきます」

現役高3生が受験を乗り切るためには、短期間で相当量の学習をこなしかつ学習の質を上げていくという効率性が求められる。その点、メディカルラボはきめ細かに個別対応している。プロ講師が個別授業を行う中で、各生徒の理解度や進捗状況を会話ベースで確認しながら、カリキュラムの修正を随時行っていく。

専門予備校だから可能なマッチング指導、小論文・面接対策

生徒は偏差値さえ高ければいいわけではない。大学ごとにアドミッションポリシーも出題傾向も異なるため、自分がどんな医者になりたいのかという確固とした目的意識と学力特性に合った志望校選びが合格のカギになる。

「研究医になりたい生徒が、自宅から通えるという理由で地域医療に力を入れている医学部を目指して合格したとしても、ミスマッチになってしまいます。また、英語が苦手な生徒が英語の配点の高い医学部を志望するのは不利ですし、記述問題をじっくり解くのが得意なのにマーク形式で、スピードを試される大学を選ぶのは不合理です。生徒と志望校との相性は決して無視できません。

さらに医学部受験は、将来医師という職業に就くための就職試験という側面があります。そのため近年は、なぜ医師になりたいのかという動機を明確に説明させるために、願書とともに志望理由書を提出させたり、受験生の論理的思考力や主体性を問うマルチプル・ミニ・インタビュー方式の面接を採用したりする大学もあり、その準備も欠かせません」

そこで大事になるのが戦略的対策だ。メディカルラボでは医系専門予備校ならではの豊富な情報量を基に各医学部の入試情報を詳密に分析。生徒の学力特性に合わせて受験校を選定するマッチング指導や、志望理由書の添削、小論文・面接対策指導を行っている。

マッチング指導では、模試の結果や個別授業で把握している生徒の学力特性を、入試問題の難易度・分量・配点・出題傾向に照らし合わせ、合格する可能性の高い大学を数校ピックアップ。面談を通して、その中から重点校の絞り込みを行う。そのうえで、入試直前期に当たる11月以降には、過去問演習や類題演習などの重点校対策を徹底していく。これにより出題傾向に慣れるとともに、時間配分や合格点を取るために解答すべき順序、捨ててもよい問題を見極める力を身に付けていく。

一方で、志望理由書、小論文、面接に臨む際、誰かが作った雛型や想定問答集をまねても通用しない。

「問われているのは、与えられたテーマをどう考え、どんな言葉を使って表現するかです。私たちはこうした観点を踏まえ、小論文添削や模擬面接を繰り返し、フィードバックしています。その積み重ねで、1人ひとりの生い立ちや考えに沿った回答ができるようになります」

勉強にも、勉強以外のことにも、主体的に全力で取り組めば、そこが評価されるということ。まだ23年入試まで時間はある。「志を持ち、見聞を広げるためのアンテナを高くしてほしい」と澤田氏はインタビューを締めくくった。

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