交換留学で、国際共同授業で
異文化とふれあうことで得られた貴重な経験

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薬剤師として活躍していた島久美子さんは、働く中で、質の高い医療をもっと効率的に提供するために何ができるかを考えるようになった。マネジメントの問題を認識した島さんが選んだのが慶應義塾大学大学院経営管理学科(KBS)だ。

KBSでは、田中滋教授の下で日本の医療について学んだ島さん。初めから、国際単位交換プログラムを通して米国でヘルスケア・マネジメントを学ぶことを考えていたという。

島さんが現在留学しているのはDuke大学Fuqua校。国際色が豊かで全体の約40%が海外からの学生だ。Healthcare、General Management、Energy、Emerging Marketなどの授業が充実し、他学部およびUNCなど近隣大学の授業も条件が合えば受講できる。

そのような中で島さんはダイバーシティの重要性を日々学んでいる。Duke大学はダイバーシティを大切にしているため、チームプロジェクトではJoint-Degreeの学生だけでなく、様々な学部からの大学院生も参加している。そして、チームを組むときはメンバーの背景(国籍・キャリア・性別など)が多様であることが重要視されため、多様性を活かしながら一丸となってプロジェクトに取り組み、好奇心を掻き立てられた毎日だという。

もう1つ、島さんの中ではKBSで受けた国際共同授業「アジアビジネス・フィールドスタディ」が印象に残っているという。清華大学(中国)、KAIST(韓国)、KBS(日本)の3校のMBA生が、3カ国のうちの1国について、その産業に属する代表企業や特色のある企業等を訪問し、最終的にはグローバル市場における海外戦略について政策提言を行うという授業だ。

島さんはこの授業で中国企業を訪問。共用語である英語が互いにネイティブでない中でどのようにコミュニケーションを深めていくかという苦労はあったが、現地企業のプレゼンや中国の学生とのディスカッションを通して、現地を実際に訪れて見聞を深めることの重要性を学んだという。

交換留学と国際共同授業という2つの形で異文化と関わった島さん。日本に留まっていては経験できないことが山のようにあったという。自分の専門性を活かしながら、一歩外に出て、グローバルに、多様な背景を持つ人たちと協働することで自分を研鑚する。まさにKBSだからこそできた体験だと言えるだろう。