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コロナ禍の「2022年日本」をうらなう3つの視点 岸田文雄政権が直面する最重要課題とは何か

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  • 中尾 武彦 前アジア開発銀行総裁、みずほリサーチ&テクノロジーズ理事長

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2022年の世界と日本をうらなう3つの着目点とは? (写真:Ryuji/PIXTA)
2020年初から世界を揺るがしてきた新型コロナウイルスは、2年近くを経た今も収束せず、人々の健康、生活、社会、経済に大きな影響を与え続けている。
しかしこれまでも世界は危機のたびに進歩し、より強くなってきた。『経済がわかる 論点50 2022』の巻頭言を執筆したみずほリサーチ&テクノロジーズで理事長を務める中尾武彦氏が、回復への期待が高まる世界と日本の注目点を解説する。

新型コロナがもたらすポジティブな影響

思い返してみると、第2次世界大戦後の世界においても、アジアだけをとっても各国の独立戦争、冷戦の影響、ベトナム戦争、文化大革命、カンボジア内戦、アフガニスタン戦争、クーデターなど、多くのできごとに揺り動かされてきた。

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しかし、新型コロナのように、これだけ世界中の国が、これだけの規模で、これだけの期間にわたり、困難に見舞われるということはなかった。

幸い、ワクチン接種が多くの国で進んだことにより、経済活動の再開が進み、2021年と2022年の世界経済は回復経路にある。アメリカ、欧州、中国、日本、そして世界は、2020年のマイナス成長から2021年と2022年は一定程度の高い成長が予想される。

リモートワークなどの行動変化に伴い、たとえば巣ごもり需要といわれるような新たな消費、デジタル・トランスフォーメーション加速のための投資など、新たな需要も生まれてきている。

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【2022年の世界と日本はどうなるのか?】

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