成果を上げる組織がOODAループを使う理由 今すぐ実行できるPDCAとの組み合わせ方

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マズい、上司に頼まれたあのPlan(計画)、上手くいってないんだよなあ…

PDCAサイクルはもともと高度経済成長期に取り入れられた考え方で、生産現場の品質管理など、環境に関わりなく計画を遂行する場合などに有効に機能してきた。しかし、昨今のコロナ禍などのような予測できない事態が発生すると、Plan(計画)を行っても Do(実行)段階で齟齬(そご)が出てしまい、途端に機能しなくなってしまうのだ。

そこで今PDCAと併用すべきとして注目されているのが、Observe (観察)→Orient (仮説構築)→Decide(意思決定)→Act(行動)の4ステップから成るOODAループという考え方。

PDCAサイクルとOODAループの思考回路の違い

OODAループはもともと、米空軍でパイロットが戦況に応じて素早く適切な判断ができるように考え出された意思決定プロセスで、PDCAのように決められた工程を重視せず、その時々の状況に合わせてスピーディーに実行に移していく手法だ。大枠はPDCAサイクルで回しながら、細部は現場判断でOODAループを回すなど、上手にOODAループとPDCAサイクルを組み合わせている組織は、意思決定のスピードが格段に早まるという。

具体的に普段の業務にどのように考え方を取り入れていけばよいのか。以下から無料でダウンロードできる特別レポート「慣習を見直すフレームワーク〜DX前のエクササイズ、できていますか?〜」では、実際にOODAループの考え方を取り入れてDXなどの業務改革に成功した企業事例や、PDCAサイクルとの組み合わせ方について、詳しく紹介している。迅速な意思決定を行うためのヒントとして、参考にされてみてはいかがだろうか。