スピーキング特化型のAI英会話スピークバディ "検定スコアが高くても話せない"を解決

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英語のスピーキング力を高めたいと思ったとき、アウトプットの機会を増やす重要性は誰もが実感するところだろう。しかし、日本人はネイティブの講師と会話する緊張感に加え、ミスに対する不安や恥ずかしさが学習の妨げになっているケースが少なくない。そうした中、気軽に英語の話し相手になってくれるAIによる英会話アプリがユーザーを急速に増やしている。 

外資系で苦労した経験からアウトプットの重要性を実感

その英会話アプリの名前は、開発企業の社名にもなっている「スピークバディ」。「バディ(Buddy)」には「相棒・仲間」の意味があり、スピークバディは、文字どおり英会話学習をサポートしてくれる相棒というわけだ。

株式会社スピークバディ
代表取締役CEO
立石 剛史

アプリ開発の背景には、同社の立石剛史代表が英語で苦労した経験がある。「新卒で外資系金融機関に就職したのですが、学生時代に英語の勉強をあまりしていなかったため、会議でも皆の会話が聞き取れない状況でした」という。

そこで、仕事の合間や週末を利用して英語を猛勉強し、しだいに英語力を高めていった立石代表。いくつかの著名な英語能力検定も定期的に受験し、着実にスコアを伸ばして目標のハイスコアをマークするまでになったが、「依然として英語がスムーズに話せない自分がいました」と振り返る。

英会話力を高めるにはアウトプット量を確保する必要性はわかっていても、働きながらの留学は難しく、対面型のマンツーマン英会話はコスト的に誰もができるものではない。

さらに、日本人の場合はネイティブの講師に対する緊張感に加え、自分のつたない英語を聞かれる恥ずかしさといった心理的不安も学習の妨げになりがちである。

そのような経験の中で、「気軽に英語の話し相手になってくれる人がいてくれたらいいのに」という思いから生まれたアイデアが、AIによる英会話アプリ「スピークバディ」だった。

短期間で平均1.2ランクアップを実現

英語習得に約4000時間、500万円以上の膨大な時間とお金を費やしてきた自身の経験により、同じ境遇の人を助けたいという思いで、自社の方向性を英語学習に絞ることを決意。

構想から約1年かけてリリースすると、ビジネスパーソンを中心に着実にユーザーを獲得。「実際に英会話力が伸びているのも当社の調査結果に表れ、スピークバディで100レッスン以上学習したユーザーは、3カ月でCEFR-Jという国際基準ベースの10段階評価が平均1.2ランクアップ。5人に1人は3ランク以上アップするなど、多くのユーザーの結果に表れています」と笑顔で語る。

また、スピークバディには実践的な場面で役立つ700以上のコンテンツが入っており、その場面に合ったキーフレーズが身に付くように構成。多様なビジネスシーンや日常会話のフレーズを充実させていることに加え、タイムリーな話題を日々更新しているのも特長だ。

英会話力をAIが可視化し学習法をアドバイス
AIで、コストパフォーマンスと学習効率を両立

コストパフォーマンスの高さも、多くのユーザーから支持を得ている大きなポイントだ。月額1950円(税込み)で、ビジネスに生かせる英会話を含め、豊富に用意されたコンテンツを自由に学ぶことができる。そうしたこともあり、累計ダウンロード数は130万を突破している。

内容に対する評価も高く、立石代表は「スピーキング力の判定はプロの英会話講師でも難しいといわれますが、音声の領域はAIと相性がよく、英語の音声データは膨大な量が蓄積されています。それをAIが学習することで、発音や文法的な正しさ、文脈を踏まえた意味的な正しさ、使用するフレーズのバリエーションなどから、英会話力を総合的に判定できています」と解説する。

ユーザーの英語力を分析したAIは、レベル・目的・学習スタイルに応じたカリキュラムを自動作成し、英会話力のレベルアップに必要な要素を「見える化」。また、AIによるコーチ機能もあり、アドバイスをもらいながら学習できるのもポイントで、「とくにスピークバディのAIは相手を褒めて伸ばすタイプなので、モチベーションも高めてくれます」と笑顔を見せる。

自分の学習がどれくらい進んだかも、定期的なレベルチェックテストで確認することができる。さらに11月には、レベルアップに必要な要素を細かく可視化してくれる機能などが追加され、一段と進化する予定だ。

同社では、より短期間に集中して英会話力を伸ばしたいユーザー向けに、オンラインのコーチングサービス「スピークバディ パーソナルコーチング」も用意。ビジネスで使えるスピーキングが効率的に身に付くカリキュラムで、英会話力の向上につなげることができる。こちらも、オンラインにより、一般的なコーチングサービスに比べリーズナブルな価格を実現している。

海外とのリモート会議の増加など、ビジネスにおけるスピーキング力の重要性は一段と高まっている。こうした中、ストレスフリーに英会話力のアップが図れるAIアプリは、多くのビジネスパーソンの頼れる「相棒」として、今後も注目を集めそうだ。

「アプリダウンロードはこちら」