やがて登場する世界基準のビジネスリーダー
質の高い学びを実践する学生たち
今回ご紹介するのは、KBSのダブルディグリー制度を活かし、フランスのグランゼコールの1つであるHEC経営大学院に留学した小林広明さん。もともと小林さんがKBSを選んだのは、慶応に加えて海外のビジネススクールでも学位を取得できる制度があり、日本とヨーロッパ両方の質の高い特色あるマネジメント教育を受けることができるのが魅力だったからだという。
グローバルなビジネス環境で活躍することを希望している小林さんにとって、HECのヨーロッパでトップレベルのマネジメント教育や卒業生ネットワークは非常に魅力的だった。
実際に留学してみると、「フランスは良く言えばフレキシビリティが高いため、何でも交渉力次第という環境には苦労しました。さらに日本に比べるとトラブルに遭遇する機会も多くありました」といろいろと苦労はあったようだ。それでも友人や学校のスタッフの力を借りて解決できたという。
留学で得られた経験としては、様々な国から留学生が集まるというダイバーシティが高い環境での学生生活を挙げてくれた。ビジネスの世界はグローバル化やM&Aで今後ますます高いダイバーシティが必要になる。小林さんも「HECでのダイバーシティが高い環境で困難を乗り越え、高い成果をあげた経験を活かしたい」と意気込んでいる。
「留学のハードルは高く、留学してからもカリキュラムをこなすのは大変ですが、知識だけではなく、リーダーシップや交渉力などのソフトスキル、ハードな環境でも高い成果を上げられるという自信、戦友とも言える仲間など努力以上のリターンがあることは間違いありません」と語る小林さん。これからの活躍も期待できそうだ。