「保険会社→コンサル」の転職、4名の実録公開

「3倍の成長スピード」と「変革に携わる醍醐味」

アクセンチュアといえば、世界有数の総合コンサルティング会社。そうした会社で自分が「コンサルタント」として働く姿を思い描いたことがあるだろうか。「ハードルが高そう」「経験がないと厳しいのでは」と躊躇する人もいるかもしれない。しかし、実際に事業会社でのキャリアを生かして、同社に転職して活躍している人は多い。業界未経験でも活躍できる秘密はどこにあるのか。またコンサルタントの仕事の醍醐味とは。事業会社から転職した3名とその上司に語り合ってもらった。

クライアントの「コア業務」をデジタルで改革していく

今回、焦点を当てるのはアクセンチュアの中でも成長率の高い「オペレーションズ  コンサルティング本部」。業務アウトソーシング(BPO)サービスにおいて同社は世界トップクラスのマーケットシェアを誇る。クライアント企業の業務を5〜7年の長期にわたって預かり、その間にDX(デジタルトランスフォーメーション)を繰り返していく。

――皆さんが働くオペレーションズ コンサルティング本部「トランスフォーメーション部門」とは、どのような部門なのでしょうか。

村部 オペレーションズ コンサルティング本部は、お客様の業務をお預かりして代わりに遂行するBPOの提供をミッションとしています。BPOといっても、お客様の業務をそのまま代行するわけではなく、「BPO+DX」、つまり最先端のデジタルテクノロジーを活用して、より効率的なオペレーションモデルにつくり替えて改革していきます。

オペレーションズ コンサルティング本部
マネジング・ディレクター
村部 浩伸
国内生命険会社を経た後、2007年にアクセンチュア入社。インシュアランス・オペレーションのリーダーを務める

その中でもトランスフォーメーション部門では、お客様の業務プロセスを可視化して再デザインし、財務、人事、購買、サプライチェーンなど社内ビジネス機能の変革を担っています。ビジネス機能や担当する業界によって組織が細分化されており、私は保険業界のBPO+DXを担うインシュアランス・オペレーションをリードしています。

あらゆる産業の垣根がなくなり、かつてないほど競争が激化している中、保険業界ではビジネス変革が急務とされています。BPOはその強力なドライバーとして位置づけられていて、期待値が非常に高いです。私たちはそれに応えるサービスを提供しています。

村部氏がリードする「インシュアランス・オペレーション」は「産業コアプロセス」の領域に属する

「アクセンチュアへの転職は正直、不安だった」

――皆さんはなぜコンサルティング業界に転職したのでしょうか。

須藤 前職は外資系生命保険会社で営業をやっていました。やりがいのある仕事でしたが、完全歩合制であったため、家族を持ったタイミングで、長期的なキャリアプランが構築でき、かつ前職の経験が生かせるコンサルティング会社に転職しました。

オペレーションズ コンサルティング本部 マネジャー
須藤 達彦
外資系生命保険会社での営業職を経験した後、2014年アクセンチュアに入社

徳田 私は国内生保の営業推進部門にいました。転職を考えたのは、いまでは誰もが使うメッセンジャーアプリや米国発のECサイトが普及し始めた2011年です。テクノロジーが一気に日常生活を便利にしているのを目の当たりにし、「自分もテクノロジーで社会をよりよくする仕事をしたい」と考えました。

オペレーションズ コンサルティング本部 マネジャー
徳田 亮太
大手生命保険会社の営業推進部門を経て、2015年アクセンチュアに入社

しかし自分が当時在籍していた会社だと、自分が中心になってDXなどの改革に携われるのは十数年先になる可能性が高かった。それなら別のところで機会を得ようと思い、テクノロジーに強いアクセンチュアに転職しました。

髙橋 私も生命保険会社にいて、法人向け保険の販売促進をやっていました。法人のお客様と接するうちに、保険という商品を通してではなく、お客様の事業に直接貢献する仕事をしてみたくなり、コンサルタントへの転身を決めました。

オペレーションズ コンサルティング本部 マネジャー
髙橋 敦史
外資系生命保険会社2社で営業や販売支援、人事、内資コンサルティング会社にて事務BPRの業務に携わった後、2018年アクセンチュアに入社

――事業会社からの転職に不安はなかったですか。

徳田 コンサルティングの経験もデジタルのスキルもほぼなかったので、正直不安はありました。

ただ、実際に転職すると、アクセンチュアでは先輩社員がスーパーバイザーとしてついてくれる仕組みがあり、作業の指示からレビューまでもらえるので、ありがたかったですね。プロジェクトで一緒になったメンバーも、いろいろ丁寧に教えてくれましたし、さまざまな社内勉強会も開かれていたので、積極的に参加し知識を身に付けていきました。

髙橋 私は求人募集を見た段階で、横文字が多くて心が折れそうになりました (笑)。

しかし、徳田さんと同じでいざ入ってみると周りの方が教えてくれるし、うまくいかなくてもカバーしてくれる。逆に、前職で身に付けた業務知識で、チームに貢献できる部分もあり、チームで働くというのはこういうことなのかと、アクセンチュアに来てから実感できた気がします。

スピード感と経験できる仕事の幅広さが醍醐味

――「BPO+DX」というアクセンチュアならではのアプローチについて教えてください。具体的にどのような業務を行っているのでしょうか。

須藤 2020年は、ある保険会社の申し込み受理や仕分けに関する事務の高度化施策を担当しました。

「お客様からの感謝の言葉をいただき、貢献できたことが実感できてうれしかった」

それまでは、紙出力された帳票を基にした事務処理や、パンチ作業によるデータ化を行っていましたが、AI-OCR(人工知能を使った文字データ変換)やRPA(ロボットによる定形作業の自動化)などを導入しました。

その結果、工数の削減だけでなく、コロナ禍によりリモート対応が余儀なくされた際に、この施策のおかげでリモート業務の導入にも迅速に対応できたという二次効果もありました。役員の方から感謝の言葉をいただいたときは、お客様に貢献できたことが実感できてうれしかったですね。またAI-OCRによる申し込み情報のデータ化は8割強が達成できました。

徳田 いま取り組んでいるのは、中堅国内生保のお客様のBCP(事業継続計画)体制構築です。

「世界の類似案件を参考にしながら計画をご提案」

この企業ではリモート対応が進んでおらず、コロナ禍でBCPが脆弱だったことが明らかになりました。

そこにDXでテコ入れしたいという依頼があったので、社内のナレッジシェアの仕組みを利用し、世界中の類似案件を参考にしながら、体制強化とともに業務工数40%削減を同時に実現する計画をご提案しているところです。

髙橋 私は保険会社のお客様がデジタル上で立ち上げる、新サービスのオペレーション設計に携わっています。

「新サービスのオペレーション設計は、また違う面白さがある」

お客様は、市場環境が変わる中で、新しい顧客接点を開発しようと考えています。

そのサービスのオペレーションを当社でお引き受けすることを前提に業務のデザインをしていますが、既存業務の効率化とはまた違う面白さがあって新鮮です。

――実際にプロジェクトをやって感じた事業会社との違いがあれば教えてください。

髙橋 いちばんはスピードです。事業会社のときも納期はありましたが、それとは別次元のプロジェクト推進力を感じます。お客様は一日も早い変革の実現を望んでコンサルティング会社を利用されるので、そのニーズに応えようという意識が自然に強くなるのかもしれません。

須藤 携われる業務の幅の広さも魅力です。コンサルタント会社はプロジェクトワークなので、毎回「社内転職」のようにプロジェクトのテーマ・ゴールもガラッと変わるため、プロジェクトが変わるごとに新しいことを学べます。また関係するメンバーも変わるのでさまざまなバックグラウンドを持った方々と一緒に進めていくことはとても刺激的ですし、知識や経験の幅が自分の自信につながっています。

村部 よく社外の方や転職されてきた方に言われることですが、当社の仕事のスピードは、事業会社の3倍は速いと思います。それはすなわち、3倍の速さで自分が成長できるということ。多種多様なプロジェクトを経験できるし、当社ならではのグローバルで展開される規模の大きいBPO案件に携わることもあります。

知識や経験よりも大事なのは仕事に誠実に向き合えるか

――コンサルタントには、どのような人が向いていますか。

村部 コンサルティングやデジタルの知識や経験がなくても問題ありません。アクセンチュアはトレーニングプログラムが充実しているし、現場でスキルを身に付けられる環境が整っています。逆に、保険業界で培った知識や経験は強い武器になります。それらをベースにして一歩踏み出したいという人に合っていると思います。

マインド面では、仕事に誠実に向き合える人ですね。事業会社とコンサルティング会社で仕事のやり方や求められるスキルにギャップがあるのは当然です。大切なのは、そのギャップを埋めることに対して真摯になれるかどうかです。

――最後に、転職に興味を持っている方へメッセージをお願いします。

村部 お客様は自分たちだけでは成しえないと思ったことを実現するため、私たちに声をかけてくださいます。答えがなくてテンプレートを当てはめられないという意味では難しい仕事ですが、答えがないからこその面白さがあります。ぜひ私たちと一緒にこの仕事の開拓者になってほしいですね。

【キャリアイベントのご案内】
2021年7月6日(火)19:00〜20:30

インテリジェントオペレーション オンラインセミナー

BPO+DXを活用したビジネス改革を、現役コンサルタントが最新事例を交えてご紹介します。また、後半は少人数のグループに分かれて社員とインタラクティブにお話しいただける座談会を予定しています。今後のキャリア形成の参考にぜひお申し込みください。

>>採用情報はこちら
気になるアクセンチュアでの「働き方事情」
〜ニューノーマルな働き方は? 残業は?〜


村部 原則在宅勤務の状況が続いていますが、しっかりコミュニケーションが取れるようチームメンバーとオンラインで1on1ミーティングを行っています。また、コンサルティング会社というと「成果ベース」というイメージでドライな印象を持たれるかもしれませんが、当社は決してそうではなく、一人ひとりに丁寧に向き合う会社です。

ワーク・ライフ・バランスについても気を使っています。アクセンチュアは、時代に先駆けて2015年より働き方改革(「Project PRIDE」)を行ってきており、精緻な残業時間管理を行うなど、全社を挙げて制度と意識両面から継続的な取り組みを行っています。インシュアランス・オペレーションでは、メンバーがストレスを抱えて仕事をすることがないよう、フォローアップをしますのでご安心ください。
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〜ニューノーマルな働き方は? 残業は?〜

村部 原則在宅勤務の状況が続いていますが、しっかりコミュニケーションが取れるようチームメンバーとオンラインで1on1ミーティングを行っています。また、コンサルティング会社というと「成果ベース」というイメージでドライな印象を持たれるかもしれませんが、当社は決してそうではなく、一人ひとりに丁寧に向き合う会社です。
ワーク・ライフ・バランスについても気を使っています。アクセンチュアは、時代に先駆けて2015年より働き方改革(「Project PRIDE」)を行ってきており、精緻な残業時間管理を行うなど、全社を挙げて制度と意識両面から継続的な取り組みを行っています。インシュアランス・オペレーションでは、メンバーがストレスを抱えて仕事をすることがないよう、フォローアップをしますのでご安心ください。
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2021年7月6日(火)19:00〜20:30
BPO+DXを活用したビジネス改革の最新事例のご紹介と社員とインタラクティブに話せるオンライン座談会を予定しています
 
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BPO・DXソリューションベンダー出身
Miao L.