日本ヒューレット・パッカード

全社的なデジタル戦略の「陰の立役者」は

「持続可能なデジタル化」成功させるIT戦略

愛知県に位置し、ネジやドリル、エンドミルなどの切削工具を手掛けるオーエスジー。金属にねじ山を刻むための工具、タップで世界シェアの30%以上を占める同社は、顧客となる自動車業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れを受け、全社的なデジタル化の推進を進めていた。

しかし、デジタル化には巨額な投資が必要となる。同社は2019年度に220億円の設備投資を行い、国内外に工場を新設。今後も3〜4年をかけ、世界で500億円の設備投資を行う予定であるという。この成長投資の原資を捻出するため、IT予算の大規模なコストカットに挑んだのが、同社IT戦略部部長の原田剛氏だ。

オーエスジー
IT戦略部部長
原田剛氏

「デジタル化が進むにつれ、ソフトウェアやハードウェアのライセンス料や保守運用料など、IT固定費は増え続けるもの。多くの企業がそうであるように、弊社でもIT予算の8割をこうしたIT固定費が占めています」

これは今、あらゆる企業が抱える課題の一つだ。デジタル化を進めながらIT固定費を圧縮するのはほぼ不可能で、IT部門担当者があらゆる手段を講じても右肩上がりになっていくのが実情である。

ところがオーエスジーでは、ITの年額保守費用を46%削減することに成功。さらに、今後のDXを支えるIT環境の基礎づくりに、これまでの50%の予算で、着手できたという。そのカギは「ベンダー依存からの脱却」だ。

今や、あらゆる企業にとって避けては通れないデジタルトランスフォーメーション。その成功を左右するIT予算の課題をオーエスジーはいかにして克服したのか、詳しく教えてもらった。

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