テレワーク対応力、派遣と正社員でどう違う? コロナ前の「派遣テレワーク」はわずか1%
テレワークでも生産性が高い企業と低い企業の違いとは
新型コロナウイルス(以下、コロナ)の影響で、テレワークが一気に浸透した。一方で、「派遣スタッフにもテレワークをお願いできるのだろうか」と思い悩んだ人はいないだろうか。
結論から述べると、派遣会社と派遣先企業との間で契約内容をすり合わせれば、派遣スタッフのテレワークも可能だ。
ただし、コロナ前の「派遣テレワーク」はかなり少なかったようだ。
リクルートスタッフィングのスマートワーク推進室 室長、平田朗子氏によれば「弊社の『派遣テレワーク』の実績は、コロナ前には1%だったものが、緊急事態宣言が解除された5月末の時点で全国48%、東京23区で62%と急激に広がりました」。
しかも、同社が行った「テレワークを経験した派遣スタッフ・派遣先企業への実態調査」によれば、現在テレワークを行っている派遣スタッフの91.7%は、コロナ前にテレワークの経験がなかった。
そのため、「派遣テレワーク」への移行に当たり、「自宅の仕事環境」「成果が出せるか」「業務効率や業務上のコミュニケーション」に対する不安があったとの調査結果が出ている。
派遣スタッフのみならず派遣先企業も不安を抱える中で“見切り発車”気味にスタートした「派遣テレワーク」。はたして、成果を上げることはできたのだろうか。正社員のテレワークマネジメントとの差や、テレワークでも生産性が高い企業と低い企業の比較にまで迫った結果、興味深い傾向が明らかとなった。期間限定にて無料でダウンロードできるPDFにて詳しく解説しているので、ぜひ有効活用いただきたい。
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