テレワーク「人材育成できる」できない企業の差

withコロナを見据えた体制を整えるには?

新型コロナウイルスの感染拡大により、一気にテレワークの拡大が進む中で、企業はさまざまな課題に直面している。とくに今年は新入社員を一堂に会した集合研修ができない情勢にあり、従来のような現場での研修を中止した企業は少なくない。また、新人に限らず、一般社員や中堅層をはじめとした会社全体の人材育成にも支障が及んでいる。

人材育成においてもデジタル基盤を準備すべき

テレワーク下の「人材育成」を、どのように行えばいいのか、多くの点で手探りの状態が続いている。このままでは、企業の競争力の源泉である人材を計画的に育てることができない。今後も、テレワークが拡大していくことは必至であり、人材育成においてもデジタル基盤を早急に検討・準備しておく必要があるだろう。

こうした状況下、場所や時間を選ばない人材育成コンテンツの1つとして今、多くの企業から注目を集めているのが、マネジメント教育で定評のあるグロービスが提供する定額制動画学習サービス「グロービス学び放題」だ。2020年3月初めに5万9000人だった有効会員数が、直近3カ月で約70%増加し、10万人にまで増えた(5月末現在)。なぜ今「グロービス学び放題」が支持されるのか。

好きなときに好きなだけ動画で学習できるのが魅力の1つ「グロービス学び放題」

その大きなメリットが、グロービスがビジネススクールや法人研修、出版事業で培ってきた良質な経営教育のコンテンツや、ビジネストレンドを好きなときに好きなだけ動画で学習できることだ。PCでもスマホでも利用シーンに合わせて、いつでもどこでも好きなだけ定額制で学習できる。

コンテンツは思考、戦略・マーケティング、組織・リーダーシップなど9つのカテゴリーに分けられ、講師には、グロービスの講師陣のほか、第一線で活躍している起業家なども起用。若手から中堅、管理職まで成長目標に合わせたカリキュラムを用意している。現在、動画の数は約2800本、これまでに約1300社が導入しているという。

オンラインを活用して人材を育成するメリット

約2800本のコンテンツがそろう「グロービス学び放題」

オートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、社会システム、ヘルスケアなど、多岐にわたる事業を展開するオムロン。同グループの国内における人事・総務・経理を担うオムロン エキスパートリンク株式会社では、今年4月に「グロービス学び放題」を導入し、新入社員研修に活用しているという。同社で若手育成を担当する忍海辺実子氏は「今年の新入社員143人が今、グロービスの学び放題で研修を受けています。マネジメント教育に基づいた最先端のコンテンツを学べるうえ、業務外の自己啓発として学ぶときにはスマホでいつでもどこでも学べるのがいいという声を聞きます」と語る。

同社では、今後もオンライン研修と集合研修の二段構えで研修を強化する方針で、自己啓発支援を担当する山口奈緒子氏も「学びたい社員がどんどん学べ、志を持って自律的に自己成長に取り組む人財を育成していきたい」と言う。一方、管理職も部下の学習履歴から興味や関心、スキル、キャリア志向を具体的に把握できるというメリットもある。

リーダー人財の育成を担当する東沢圭剛氏は「事業を通じて社会的課題を解決するためにイノベーションを創出する原動力となるのは人財です。これからも社員一人ひとりの能力発揮と成長を促進するために、それぞれが働く勤務状態に合わせて、効果的な教育を享受できる『グロービス学び放題』を活用できればと考えています」と述べる。

ほかにも多くの企業から「時短勤務中や地方勤務の社員にも等しく学ぶ機会が与えられる」「やらされ感がなく、自主的に興味のある内容を学ぶ仕掛けになる」「財務諸表の本だと2時間ほどかかる内容が4分程度の動画にまとまっている」などの声が寄せられている。

テレワークによって働き方が大きく変わる中、企業も人材育成をおろそかにするのではなく、むしろどんな新しい方法があるのかと、積極的な姿勢を見せている。変化の激しい時代だからこそ、企業としては基礎から最新のビジネストレンドのような必要な知識を自ら学べる環境を整え、新しい価値を創造し還元できる人材を育成したいところだ。そのためには人材育成にも、デジタルの力を積極的に取り入れていく必要があるだろう。

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