独自目線でサービスを生むクレジットカード

フードロス対策や食文化応援に込めた思い

クラブとは、価値観を共有した者たちが集い、ともに楽しむための組織といえるのではないだろうか。クラブを名乗るクレジットカードが、ダイナースクラブ。ゴールドカードのクラスを超えるとも評価されており、クラブメンバーのニーズだけでなく、社会のニーズも取り入れた独自目線のサービス開発に取り組んでいる。

人気飲食店をめぐるフードロス対策とは

さまざまなレストラン情報が提供されている中、予約の取れない店ほどますます人気が集まっているのではないだろうか。実際、ダイナースクラブには「この店で空席が出たら連絡してほしい」など、有名店で予約が取れないお店に行きたいというクラブメンバーの声が届いていた。一方で、「突然のキャンセルに困っている」という加盟店である飲食店の声もしかりだ。

こうした飲食店のリアルなニーズをつかむことができた理由に、ダイナースクラブが多くの飲食店との間に築いてきた信頼関係が挙げられる。「食」を原点とするダイナースクラブには食通のクラブメンバーが少なくない。これまで、そうした食にこだわる顧客層と飲食店との懸け橋となり、双方が出会う場を提供し続けてきたのがダイナースクラブの歴史だ。だからこそ、飲食店は目の前の課題を率直に相談でき、クラブメンバーは人気飲食店の席をダイナースクラブに求めるのであろう。

両者の声を聴けるダイナースクラブは、その気づきを新たなサービスの開発に生かしていく。飲食店と食へのこだわりを持つクラブメンバーのニーズをつなげる仕組みづくりに乗り出したのだ。

「ごひいき予約.com」と名付けられたサービスは、予約が取りにくい全国の優良・人気飲食店のキャンセル情報を最大2日前からアプリやEメールでクラブメンバーに知らせるというサービス。メリットがあるのはクラブメンバーだけではない。飲食店にとっても食材や人件費などの逸失利益を回避するチャンスとなる。

「ごひいき予約.com」はクラブメンバーのニーズ、加盟店である人気飲食店との信頼関係から生まれたサービスといえるだろう

昨今、社会問題となっている直前キャンセル・無断キャンセルによるフードロス問題解決の一助となることも目指したダイナースクラブこだわりのサービスの原形は、2017年8月にスタート。何カ月も予約が取れないお店が参加を表明し、20年3月時点で48の人気飲食店がラインナップされるまでに拡大。クラブメンバーはかねてより行きたかった店に行ける選択肢を手に入れた。

また、19年10月に誕生したのが「ごほうび予約」。飲食店で1人でも手頃な価格のコース料理や、お酒をメインにしたライトメニューを楽しむことができるサービスだ。

ソロ活、つまり1人での時間を大切にしたいといったライフスタイルや価値観の多様化に対応し、おひとり様グルメが堪能できるよう、ダイナースクラブと飲食店がメニューの開発を手がけて提案する。格調の高い飲食店で1人でも気兼ねなく食事をしたい、自分へのごほうびとして美味しいものが食べたいという、クラブメンバーの新たなニーズをきっかけとする仕組みづくりがダイナースクラブらしいサービスとなった。

これからも、ダイナースクラブは、“食事を楽しむ人”のために設立されたクラブをルーツに持つクレジットカード会社として、料理に込められたたくさんの思いをつなぎ、またその思いに気づくきっかけをつくっていくのであろう。さまざまなサービスはクラブメンバーのニーズに応えるだけではなく、飲食業界活性化を支援していくに違いない。

日本の食文化応援プロジェクト

「2017年度 ダイナースクラブ若手奨励賞」を授与されたのは『七賢 純米大吟醸 大中屋 斗瓶囲い』の山梨銘醸

「食」に強いブランドであるダイナースクラブは、原点回帰を標榜し、日本の食文化の応援にも取り組んでいる。「いま大切なのは、日本の食の未来を拓いていくこと」との決意のもと、食文化の継承を担う次世代、新しい取り組みを行っている人、制約のある中で頑張っている人を、クラブメンバーとともに応援すると宣言したのだ。その一環として日本酒品評会「SAKE COMPETITION」に協賛し、若手醸造家を対象とした「ダイナースクラブ若手奨励賞」を毎年、授与している。

右が蔵元・醸造責任者、北原亮庫氏
(SAKE COMPETITION 2017 表彰式)

例えば17年受賞の銘酒「七賢」は、会員誌『シグネチャー』で継続的に紹介。会員にポイント交換賞品として提供するほか、酒米をつくる田んぼで稲の作付けを行う「親子で楽しむ田植え体験」イベントも実施した。田植え体験で植えた米からダイナースクラブ60周年記念酒がつくられ、この2月には参加者のもとに送られたという。4月には、イベント参加者以外の会員も、購入やリワードポイントでの交換ができるそうだ。クラブメンバーだけではなく、田植えをした子どもたちにとっても記憶に残る貴重な体験になったはずだ。親子で、日本の食文化としての日本酒の未来を再認識したのではないだろうか。

クラブメンバーと社会のニーズに寄り添い続ける

クラブメンバーや加盟店のニーズ、社会の課題に向き合い続けるダイナースクラブ。次々に生まれるサービスによって、クラブメンバーや加盟店のロイヤルティーも高まっていくのではないだろうか。

もちろん、ダイナースクラブは、ステータスカードと呼ばれるにふさわしい優待・サービスをラインナップしている。例えば、国内および世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジの無料利用、レストランおすすめコース料理の1人分を無料で提供するエグゼクティブ ダイニング、世界遺産「醍醐寺」の観桜会などの各種イベント開催、名門ゴルフ場優待予約など、グルメからトラベル、エンターテインメントにわたり、クラブメンバーのニーズに沿ったサービスの提供に余念がない。

しかも、「利用額に一律の制限がないダイナースクラブカードを海外でもっと活用したい」というリクエストに応え、19年からプラチナグレードのMastercard®を年会費無料で付帯し、世界中のMastercard加盟店ネットワークを利用できる「ダイナースクラブ コンパニオンカード」のサービスを開始した。

ダイナースクラブ コンパニオンカードでは、ダイナースクラブカードと同等の利用枠が設定されるため、高額決済も安心して利用できる。「お客様との信頼関係に基づき、一律の制限を設けない」のがダイナースクラブの流儀。さらに、ダイナースクラブ コンパニオンカードでのポイントはダイナースクラブカードの利用分と合算されるため効率的にポイントを貯めることも可能(コンパニオンカードは200円につき1ポイント加算)。請求もダイナースクラブカードと一緒に請求されるため管理も容易だ。

ダイナースクラブ コンパニオンカード

自らの人生を楽しむと同時に、自己との関わりを持つステークホルダーとの関係性を大切に考える人たちが集う場所──そんな大人と社会の要望に応え続けたクラブのカタチが、ダイナースクラブにはあるといえるだろう。クラブメンバーと加盟店、そしてクラブメンバーと社会とのつながりをつくるダイナースクラブ。その中に、新しい出会いが待っているはずだ。

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三井住友トラストクラブ