受験生の保護者が「言ってはいけない」言葉

受験期間中に伸びる子とそうではない子の差

いよいよ大学受験が本番を迎え、受験生の緊張もピークに達する時期だ。あとはこれまで培ってきた実力を発揮するだけと言いたいところだが、実際は、受験期間中にも成績が伸びる子は存在するという。それは、難関学部の1つといわれる医学部を目指す受験生も例外ではない。

では、受験期間中に成績を伸ばすためには、具体的にどうすればよいのか。まず、把握しなければならないのが、この期間中の受験生の状況だ。1月後半から3月上旬にかけて、全国で入試が行われる。医学部志望者は複数校を受験することが多く、各校の合否が発表されていく中で、別の入試を受けなければならない。そのため、受験生にとって、1つひとつの入試で気持ちを切り替えて臨めるかどうかが重要となってくる。

受験期間中に保護者ができること

このような時期、保護者は自身の行動や言動に細心の注意を払わなければならないという。長年、医学部受験の指導に携わり、これまで4000人以上の合格を勝ち取ってきた、医系専門予備校のメディカルラボで本部教務統括を務める可児良友氏は次のように語る。

メディカルラボ
本部教務統括
可児良友氏

「例えば、受験を終えて帰宅してきた子どもについつい親御さんは『どうだった?』『できた?』と聞いてしまいがちですが、あまりしつこく聞くと、受験生は落ち込んだり、感情的になったりしてしまいます。結果がよければ自分から話してくれますし、保護者が察してあげたほうがうまくいくようです」

「浪人しても大丈夫」の一言にも注意が必要だ。プレッシャーを解くためによかれと思って言ったことでも、その言葉を聞いた途端に諦めてしまい、試験に身が入らない子もいるからだ。

一方で、「時事問題」は積極的に話題にすべきだという。医療に関わる話題はもちろんのこと、「医師として災害や事件に遭遇した場合、どのようなことができるのか」といった話を深めておくと、面接で役立つ可能性がある。

「とにかく、医学部受験というのは、『合格する』と自分を信じている受験生しか合格しません。保護者が不安になったり、諦めてしまったりした場合、受験生にも伝わってしまいます。バランスのよい食事を作ってあげることや健康管理に徹していただき、あまりプレッシャーをかけずに本人を信じ切っていただければと思います」

なぜ、試験後の復習が必要なのか

メディカルラボは、試験後に校舎に寄ることを推奨している。担任がその日の試験の様子を聞き出し、不安を解消し、次の試験に向かえるようにサポートするためだ。

「試験問題を持ち帰れない大学も多いのですが、受験生はどんな問題が出たかを結構覚えているものです。校舎に集まって複数の受験生の話をまとめていると、入試の全容が見えてくることもあります。すると、われわれもきちんとその問題の解き方が指導できる。つまり、リアルタイムに近い復習が可能になるのです」

理科や数学といった科目では、複数校で同じテーマの問題が出題されることがあるという。そのため、ある大学の試験では解答できなかった問題でも、試験後に復習することで、別の大学の試験の類似した問題は正解できたケースもあるという。

こうしたきめ細かなサポートができるのは、メディカルラボが、プロの講師が1対1で指導するマンツーマン体制を敷いているからだ。1対1授業だからこそ、受験生の強みや弱点を把握し、心のケアを考えながら適切なアドバイスができるのだ。

今年の頑張りを無駄にしないために必要なこと

メディカルラボは、保護者へのバックアップ態勢も手厚い。随時対応している個別相談のほか、保護者面談や保護者会などを踏まえ、その時期に適したアドバイスを実施。年々合格者数は増加しており、2019年度は過去最高の1189名(2019年5月6日現在)の合格実績を誇る。

多数の合格者を見てきた可児氏は経験上、現役生はもとより今年失敗してしまった受験生にも、メディカルラボが実施する「2020年度医学部入試速報分析会」「医学部入試合格ガイダンス」に参加し、早期にスタートを切ることを勧めている。

「『ダメだったから少し休んで4月から再スタート』と考える浪人生が多くいます。しかし、1カ月空くと、かなり多くのことを忘れてしまいます。受験で張り詰めた神経を休めることは必要ですが、少し休んで早めのスタートを切ったほうが、これまでの頑張りを貯金にできるため、結果につながります」

メディカルラボは、あくまでもマンツーマン指導。開校日はあるものの2月、3月からでも始められる。こうした集団授業の予備校とは異なる利点を生かし、早めのスタートを切って、志望校合格へとつなげてほしい。

>>>2019年度入試、合格実績1189名(2019年5月6日現在)。合格体験記はこちらから

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