19年ミニバンNo.1、セレナは何がスゴいのか

アンケートから見えるお父さんたちの「本音」

日産セレナが2019年の販売台数でミニバン1位を獲得した※1。これで2年連続となり、それはつまりクルマとしての総合力が高いということの証明でもあるが、一方で同年8月のマイナーチェンジで一新された「デザイン」にも注目が集まっている。
※1:定員6名以上の国産車。ミニバン順位は、2019年1月~12月自動車登録情報(新車新規登録情報)に基づく日産自動車調べ

お父さんはかっこいいミニバンが欲しい

セレナの販売が18年から好調を続けているが、これはミニバンを利用するお父さん・お母さんの困りごとを解決してくれるからこその結果だろう。今回、実際にクルマに乗るお父さんにアンケート※2を行ったところ、セレナが「子持ちドライバー」に寄り添っている姿が浮かび上がってくる。

まず「ミニバンを購入するときに気にするポイント」を見ていこう。1位は「車内の広さ」。家族みんなで乗るためのミニバンなら当然求められるニーズといえるだろう。アンケートには「子どもが大きくなって、今の車が狭くなってきた(50代・千葉県)」「車内が狭くて、子どもたちがよくケンカする(30代・高知県)」などという声もある。

これに対してセレナはズバリ、ミニバンクラス「ナンバーワン」※3の広さであることで応えている。

しかも、単に広いだけではない。スマートシンプルハイブリッド車の場合、ライバル車にはない「スマートマルチセンターシート」があり、幼い子どもと2人で乗るシーンから、親子3代8人で出かけるシーンまで、乗車人数に応じて最も使いやすいシートアレンジをすることができる。

室内空間は広々。シートのアレンジ次第では8人乗りも可能

2位は「燃費のよさ」だが、これに対しても、ミニバントップの低燃費26.2km/L※4を誇るセレナはお父さんたちの不満を見事に解消する。ライバル車にはない、エンジンで発電した電気でモーターを駆動させて走る「e-POWER」モデルは、なめらかさと力強い加速を武器に着々とファンを増やしている。また、スマートハイブリッドモデルもあり、選択肢をそろえていることがセレナの魅力の1つといえるだろう。

3位は「運転しやすさ」だ。セレナは室内が広い割に、運転しやすいといわれる5ナンバーサイズに収まる※5。自車を真上から見ることができるので駐車時の操作が楽になる「インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」も用意している。

そして、今回のアンケート結果で強調したいのが、4位の「デザイン、かっこよさ」。4位ではあるものの、5位を大きく引き離して3位に肉薄。「デザイン」を含めてミニバンに求められる「4大要素」としてもいいほどだ。利便性を考えてミニバンを選択するお父さんたちの「やっぱりかっこいいクルマに乗りたい!」という心の叫びともいえる。

まずイメージリーダーのハイウェイスターを見てみると、フロントグリルが従来のVモーションよりも力強いダブルVモーションとなり、セレナの持つ威風堂々感をさらに増強している。しかもそのグリル内に宝石をちりばめたようにクロームが配されたことや、リアコンビランプが下方向に長くなったことで、品格がありつつも強い押し出し感のあるデザインとなった。日産自動車にも、男性ユーザーが新しいセレナのデザインを支持しているという声が多く届いているという。

左のグレーがスタンダードモデルで、右のオレンジがハイウェイスターモデル。フロントグリルを見るとその違いがよくわかる

また、スタンダードモデルも、センターに1本走っていたフロントグリルが2本となるなど、より押し出し感の強いVモーションとなったが、一方でハイウェイスターと比べて、品格を強調したスマートなデザインに。このようにデザインの異なるモデルをラインナップすることで、多くの男性ユーザーを捉えられたことがセレナをナンバーワンに導く一助になっている。

※2:アンケート対象は、全国の20代〜60代の子を持つ父親500人。全員が現在クルマを所有している
※3:全高1.8m以上の1.2L~2.0Lクラス 7/8人乗りミニバン(2019年8月現在 日産調べ)
※4:e-POWER ハイウェイスターを除く。全高1.8m以上の1.2L〜2.0Lクラス 7/8人乗りミニバン(2019年8月現在 日産調べ)
※5:グレードによっては3ナンバーのものもある

「運転アシスト」はここまで来ている

もう1つ注目したいのが、「運転アシスト機能の充実度」だ。順位こそ上位ではないが、これは体験してみないとわからない、クルマの最新機能だ。

家族みんなで出かけるミニバンであれば、遊びや帰省などでロングドライブは必至。アンケートで聞いた「長時間ドライブでの不満・不安」の結果が上記のものだ。

家族で一緒に出かけるとなると、どうしても混雑する土日を利用するだろうし、帰省の渋滞はもはや季節の風物詩と化している。つまり、ただでさえ「高速道路を長距離走ると疲れる(アンケート1位)」のに「渋滞(同2位)」は避けられない。家族の安全を守るためのお父さんの疲労が目に見えるようだ。

アンケートでも「渋滞がうっとうしい(40代・鹿児島県)」や「長距離の運転は疲れる(20代・大阪府)」という声が挙がった。加えて「妻が高速道路の運転を嫌がる(40代・東京都)」という声まで。妻からすれば、長距離運転は疲れるし、高速道路はスピードも速いから不安もあるし、ということなのだろう。

前置きが長くなったが、ここで言いたいのは、長距離ドライブの不満をセレナの運転アシスト機能が和らげてくれるということ。

わかりやすいのが、アクセル・ブレーキ・ハンドル操作をクルマがアシストしてくれる「プロパイロット」だ。前を走るクルマとの距離を調整したり、車線中央をキープしたりと、長距離運転時にドライバーの力強い味方となる。

そのほかにも「全方位運転支援システム」を全車に標準設定している。これには、いわゆる「自動ブレーキ」と呼ばれる「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」はもちろん、革新的な安全技術がたっぷり含まれている。

自動制御で車線中央走行をキープしてくれるプロパイロットのイメージ(左上) スマホ、タブレットの充電切れの心配いらずのUSBソケット(右上) 駐車が苦手な方にうれしいインテリジェントアラウンドビューモニター(左下) 荷物を詰めすぎてバックミラーが見えない、ということのないインテリジェント ルームミラー(右下)

例えば「インテリジェントBSIシステム(後側方衝突防止支援システム)」や「BSW(後側方車両検知警報)」は車線を変更する際に、入りたい車線をすでに走って接近してくるクルマがいたとき、警告音を出したり、場合によってはステアリング操作の支援をしたりしてくれる。「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)+ LDW(車線逸脱警報)」は、ふらつきなどで車線をはみ出しそうになると警告音とともにステアリング操作を行って車線中央にクルマを戻してくれる。さらに「標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)」など、高速道路での安全走行をサポートする技術がずらりとそろう。

「RCTA(後退時車両検知警報)」や「踏み間違い衝突防止アシスト」といった機能も「全方位運転支援システム」に含まれている。こうした安全機能を備えているセレナは国が認定している安全運転支援車の中で最上位に当たる「サポカーSワイド」に認定されている。

「長時間ドライブでの不満・不安」の4位に入った「子どもが退屈してしまう」に対してまで、セレナはUSB電源ソケットを前席・2列目・3列目に備えることで応える。これなら子どもたちがタブレットの充電状況を気にせずに大好きな動画などを見られるからだ。

このように、セレナはお父さんだけでなく、家族全員の望みをかなえてくれるミニバンなのだ。2年連続でナンバーワンに輝くだけの実力は、確かに備えている。

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