テレワーク導入阻む3つの壁どう乗り越える? たった一度の情報漏洩が企業存続の危機を招く

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働き方改革の推進によって、在宅勤務をはじめとするテレワークが広まり、業務の場所を選ばない働き方が多く見られるようになっている。実際、カフェや電車内などさまざまな場所で仕事をしているビジネスパーソンの姿を見かけることは少なくない。だが、いざ導入する側に立ってみると、クリアすべき課題も多い。とくに中小企業にとっては、3つの壁があるといえる。

ノートPCの持ち出しはセキュリティリスクに

近年、働き方改革が一部で進み、働く場所や時間を選ばず、自身のライフスタイルに合わせて仕事をする人が増えてきた。幅広い働き方を求める従業員も多い。

これからテレワークを導入しようとする企業では、着々と準備を進めているかもしれない。しかし、持ち出し用ノートPCの導入だけで済む話ではない。そこには、3つの壁があるといえる。

まず1つ目はセキュリティのリスク。わかりやすいのは、盗難や置き忘れによる紛失のほかに、公衆Wi-Fi利用によるウイルス感染もありうる。また、デスクトップPCと違って社内のネットワークに常時接続されていないため、セキュリティソフトの最新アップデートが実行されていないケースも見受けられる。たった1回の情報漏洩で企業の信用が揺るがされるため、十分な対策を行う必要がある(あと2つの壁は、こちらを参照)。

しかし、リソースが十分でないことも多い中小企業がどのようにして安全なテレワーク環境を実現できるのだろうか。

ヒントとなるのは「所有から利用へ」という考え方だ。現在、オンライン中心にサブスクリプション型ビジネスが台頭しているが、実はPCのハード面も含め、クラウドサービスなどのITシステムを月額利用するスタイルが広がっているという。詳しくはこちらのホワイトペーパーを参考にしてほしい。