守りと備えを一体化!サイバー保険の実力 今必要なサイバー攻撃対策とは何か

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西本 確かに、多くの企業にとって、今後さらにサイバーリスクへの対応が企業の生命線になってくるはずです。たった一度のサイバー攻撃の被害でも、その企業が立ち行かなくなる可能性は十分にあり、そこに企業規模の大小は関係ありません。最近はメールを乗っ取り、偽の取引を持ちかける事案も発生するなど、サイバー攻撃がどんどん巧妙化しています。セキュリティ対策によるリスクの低減と、サイバー保険によるリスク移転を併せて実施することで、より大きなリスクに対処できるようになり、この組み合わせならば、中小企業のサイバーリスク対策としても受け入れられやすいかもしれませんね。

小嶋 サイバー保険は多くの顧客情報を有する金融機関などの大きな企業が主要な加入者だというイメージが一般的かもしれません。しかし、実はサイバー保険先進国である米国において加入率が高いのは、医療関係や教育関係の業種です。リスクを明確に認識した分野から普及が進んでいるのだと思います。

西本 日本企業がグローバル経済の中で生き残っていくためには、サイバーリスクをいかにコントロールしていくかという点が重要ですね。

小嶋 それを実現するのが私たちの提供するサイバー保険『事故補償パックforJSOC®』の意義だと考えています。これは御社のセキュリティ監視サービス「JSOC®マネージド・セキュリティ・サービス(MSS)」に当社のサイバー保険を付帯させることで実現できました。セキュリティ導入により、簡単な手続きかつ割引の効いた保険料で、事故対応費用などとして合計1000万円までの充実した補償が受けられるのが最大の特長です。JSOC®という高度なセキュリティ対策サービス導入により、リスク低減を実現したお客様だからご提供できる優れたサイバー保険です。この『事故補償パックforJSOC®』は両社の強みを最大限活用した、画期的な商品になったと自負しています。

西本 これからデジタルトランスフォーメーションが進展していくといわれています。このような環境においては、サイバーリスクを「セキュリティ対策」と「保険」との組み合わせにより下支えすることで、日本企業と日本そのものも、より守りやすくすることができるでしょう。

セキュリティセミナー(サイバー保険と企業リスク)
「セキュリティ対策がサイバー保険でどう変わるか?」

  • 日時:2019年4月26日(金)14:00~(13:30 受付開始)
  • 会場:損保ジャパン日本興亜日本橋ビル
  • 定員:80名、参加費無料(事前登録制)
  • 対象:セキュリティ運用ご担当者および責任者
  • 主催:株式会社ラック
  • 共催:損保ジャパン日本興亜株式会社、SOMPOリスクマネジメント株式会社
詳細はこちら https://sjnk-rm.smartseminar.jp/public/seminar/view/304/