小学生向け
夏休みキッズセミナーを開催
(保険)日本生命
全国の小・中学校に教材を提供
子どもたちの「たくましく生きる力」や「思いやりの心」を育み、支えたい─。
そんな願いから、日本生命は子どもたちを対象とした社会貢献活動を行ってきた。2009年には生命保険の仕組みなどをわかりやすく説明した「保険のひみつ」というまんがを制作し、全国約2万3000校の小学校と約3000の公立図書館に寄贈。その後、中学校の授業で使える生徒用の教材と教師用の手引き(解説編・活用編)も制作し、希望する中学校には部数を問わず寄贈している。これまでに延べ約7500校の中学校に対し、約124万部を寄贈してきた。最近は中学校・高校への出張授業も行っている。
全店舗でキッズセミナーを開催
また全国に展開する来店型店舗「ニッセイ・ライフプラザ」において、小学生を対象とした夏休みキッズセミナー「知ってる?保険のひみつ」「森の教室」を毎年開催している。
「知ってる?保険のひみつ」では、お金の大切さや保険の仕組み、歴史などを映像やクイズで説明した後、ライフプラザ内の見学や電話の応対、名刺交換などの職業体験を実施。一方、「森の教室」も全国各地で森を育てる“ニッセイの森”の活動を21年間続けている同社ならではの取組で、森の働きや森を守る活動、食物連鎖などについて学び、間伐材を使った工作を体験できる。
今年度のキッズセミナーの参加者は子どもと保護者を合わせて、延べ3500人以上。とくにライフプラザ福島では、150人近い子どもたちが参加した。
「セミナーの講師役を務める現場のスタッフたちも活動の意義を理解し、地域・社会への恩返しという意識で、毎年さまざまな工夫をしながら取り組んでいます。今年度は、こうした社内の意識の高まりが、全国98店舗全てのライフプラザでのセミナー開催につながり、昨年度の倍以上の方々に参加いただくことができました。」(南野嘉治・企画総務部CSR推進室長)
保険や環境についてわかりやすく学ぶことができ、夏休みの自由研究にも活かせると、参加した小学生や保護者からの評価は高い。同社だからこそできる地道な活動に期待したい。