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ひ弱なエリートと違う「タフな」学生の育ち方 僕の果てない夢を「笑いたければ笑え」の真意

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  • 創価大学 制作:東洋経済企画広告制作チーム
世界で通用する力を養う、創価大学のGCP(グローバル・シティズンシップ・プログラム)。学部横断型のこのプログラムは、高レベルの英語力や数理能力を身に付けられると評判だ。スタートは2010年。卒業生はGCPで身に付けた力を武器にして、さまざまな分野で活躍し始めている。はたして、国際社会で羽ばたく力は、どのようなプログラムを通して磨かれるのか。卒業生2人と教員1人にナマの声を聞いてみた。

 

――まず、お二人がGCPに参加された理由を教えてください。

中村賢一(以下、中村) 高校時代から環境問題に関心があり、大学は工学部(現・理工学部)の環境共生工学科に進学を決めました。環境は地球規模の問題なので、その解決には諸外国との協力が欠かせません。海外の専門家たちと議論をするには、学部で学ぶ専門知識に加え、英語力やコミュニケーション能力も求められます。その点、高いレベルの英語教育を行っているGCPは理想的だと思いました。英語を勉強するなら英会話スクールに通う選択肢もありましたが、GCPの受講料は無料。経済的なことを考えても、もうこれしかないなと。

鬼木生子(以下、鬼木) 私も高校の頃から、国際社会で活躍できる人になりたいという夢を持っていました。特に興味があったのは、貧困国の問題です。グローバルな社会問題に取り組みたければ、英語力だけでなく問題解決能力も身に付けなければいけない。そう考えていたところにGCPの

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創価大学が目指す「創造的世界市民の育成」に合致したプログラム。卒業生が国際社会に羽ばたいていく、今後が楽しみだ

パンフレットが届いて、「これ、ぴったり!」とピンときました。

――教員の立場からは、どのような人に学んでもらいたいですか。

西浦昭雄(以下、西浦) 創価大学は、創造的世界市民の育成を目的に教育を行っています。創造的人間には、世界で通用するスキルだけでなく、社会に貢献しようとするスピリットが求められます。GCPは、そうした志を持つ学生を応援するプログラム。受験生の中には、大学合格が勉強のゴールであり、入学後は受験の時のように学ばなくていいと勘違いしている人もいますが、それでは新たな価値を創造する人間になれません。大学でさらに力をつけて、自分の可能性を広げたいと考えている人に、GCPに挑戦してもらいたいと思っています。

高レベルの英語授業、サポート体制も充実

――GCPで受けた授業の感想を聞かせてください。

中村 最初はとにかく、英語の授業についていくのが大変でしたね。工学部(現・理工学部)は他学部より課題が多いため、英語学習に割く時間を確保すること自体難しかった。一時は、学部とGCPのどちらに軸足を置くかで悩んだくらいです。

鬼木 私もです。他の履修生が英語をスラスラと話しているので、「ついていけるのかな」と不安で……。

――その不安を、どうやって乗り越えたのですか。

中村賢一
/GCP1期生。卒業後は東京大学大学院に進学し、生物海洋学の研究に励んでいる

中村 GCPには週1回、自分の学部の教授がついてゼミ形式で授業を行う「チュートリアル」があります。そこで教授に相談したところ、「英語はあくまでもツール。まずは専門知識をつけるべき」とアドバイスをいただきました。軸足が決まって迷いがなくなると、不思議なもので英語にも集中して取り組めるようになり、メキメキと上達しました。

僕は今、東京大学大学院に進学しています。東大大学院の入試は英語のウエイトが大きいのですが、英語力はGCPで徹底的に鍛えられたので、あらためて勉強する必要がなかった。進学後も英語での論文の読解、執筆、また国際的な場での研究発表、海外からの教授や学生との交流などさまざまな場面で、GCPで鍛えた英語力が生きており、ありがたく感じています。

鬼木 私は1年生の時に学生寮に入っていたのですが、他のGCPのメンバーと部屋に集まって一緒に勉強するなどして支えあうことができました。また、先生方もいつも学生を気にかけていてくださいます。そのうち授

西浦昭雄
/創価大学教務部長、経済学部教授、GCPディレクター

業でも英語で臆せず話せるように。英語のテストなどでも目に見える結果を出せたことが嬉しくて、さらに頑張ることができました。

西浦 GCPの授業は決して楽ではありませんが、複数の教員が一人の学生を見るなど、学生へのサポートに力を入れています。集中プログラムを修了した3~4年生の先輩が受講中の1~2年生をフォローする、ステューデントアシスタント制度もできました。これからも、支援体制をさらに充実させていきます。

 

プログラムゼミで身につく論理的思考力と問題解決力

――GCPの特徴的な授業の一つに、グループワークで社会問題に取り組む「プログラムゼミ」があります。そこではどのような学びがありましたか。

中村 いま僕が研究しているのは生物海洋学。研究には論理的思考力が欠かせませんが、その土台をつくってくれたのはGCPのプログラムゼミでした。

鬼木生子
/GCP3期生。日本アイ・ビー・エムに勤務し、担当するコンサルティング業務に日々奮闘している

鬼木 プログラムゼミは、1年生の春に行われるフィリピン研修と連携しています。フィリピン研修では現地の社会問題についてフィールド調査を行い、解決策を現地の大学でプレゼンテーションします。1年生のときにこのような機会を持てて、本当にいい経験になりました。
 私は今、日本アイ・ビー・エムでコンサルティング業務についています。プログラムゼミで毎回新しいテーマに取り組み、未知の分野についてどのようにアプローチすればいいのかを学んできたので、どのような領域でもチャレンジしていけると思います。プログラムゼミで身に付けた問題解決力は、今後さまざまな場面で生かせると期待しています。

プログラムゼミは、セメスター(学期)ごとに、ふさわしいテーマに沿って行われる

強烈な「アウェー体験」が人を育てる

――最後に、受験生に向けてメッセージをお願いします。

中村現在、籍を置いている大学院はとてもレベルが高く、英語力や論理的思考力などのスキル面で頭一つ抜け出すのは簡単ではないと実感しています。ただ、志の部分ではGCP出身の強みが生きています。大学院で僕が夢を語ると笑われてしまうこともありますが、GCPの仲間は情熱的で、昔も今も真剣に話を聞いてくれる。お互いに励まし合える仲間ができたことは、僕の一生の財産。GCPの後輩にも、志を語り合える仲間を見つけてほしいですね。

鬼木 学生の頃、「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」など複数の国際会議に日本代表として参加する機会を得ました。同世代の若者が集う国際会議は刺激的で、そこで知り合った人たちとは今でもSNSを通じて情報交換しています。こうした舞台に立てたのも、GCPが背中を押してくれたからだと感謝しています。自分では想像もしていなかったような力を身に付け、貴重な経験を積めることもGCPの魅力の一つです。

西浦 GCPの学生によく伝えているのは「ひ弱なエリートになるな」ということ。国際社会で活躍できるのは、タフで打たれ強い人材です。GCPでは、早い段階から国際会議や内閣府の青年国際交流事業に学生を送り出して、積極的にアウェー体験を積ませます。私たちは、そういった経験を通して成長したいという意欲的な学生をこれからも応援していきます。