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プラスチック樹脂加工機器で、
安全で豊かな暮らしに貢献しています

代表取締役社長
白井 英徳

運ぶ・乾かす・計る・混ぜる・調える。5つのコア技術でプラスチック樹脂加工機器のパイオニアとして今日まで社会に貢献してきました。1935年の創業より、今年で82年目を迎えますが、創業時はゴムの押出機やベルトコンベアを製造していました。1960年代に入りヨーロッパやアメリカより技術を導入、国内生産を行いながら工場の整備を進めてまいりました。1980年代よりアメリカを皮切りに海外展開を開始、現在では海外で12の製造・販売子会社があります。

当社の得意分野はプラスチック成形工場の省力化・合理化機器です。プラスチックは通常ペレットと呼ばれる粒状のものから小麦粉のような粉状のもの、その種類や大きさはさまざまなものがあります。これらを運んだり、混ぜたりする作業は、昔は手作業であり、環境改善が課題となっておりました。カワタは、これら作業の自動化にいち早く取り組み、プラスチック加工に必要な製品を次々と世に送り出してきました。

掃除機の原理でプラスチック樹脂を吸引しながら自動で運ぶ「オートローダー」、プラスチック樹脂を高速で混合混練を行う「スーパーミキサー」はその代表例です。

窒素乾燥機
M-スタビライザー

プラスチック樹脂はそのまま成形すると内部の水分により成形不良となる場合があり、窒素にて乾燥を行う「M-スタビライザー」が、多くの最新鋭スマートフォン用カメラレンズの製造現場にて利用されております。また、当社機器は電池、食品、化粧品等のさまざまな製造現場にもご利用いただいております。

2015年に20周年を迎えた中国子会社では、既存工場を移転集約し生産能力の増強を図りました。これを機に、中国政府の環境対策として市場が拡大しつつあるリチウムイオン電池部材の製造機器の需要拡大を見込み、日本で半世紀にわたり作り続けている混合機「スーパーミキサー」の生産ラインを海外拠点で初めて設置しました。

海外では中国のほか、インドネシア、タイにも生産拠点があり、日本を含めたグローバルで最適な販売・供給・サービス体制の強化を行い、これからも安全で豊かな暮らしに貢献し続ける企業として、日々邁進する所存です。

DATA【2017年3月31日現在】

■設立 1951年7月13日
■資本金 977百万円
■従業員数 782人(連結)
お問い合わせ
カワタ
〒550-0011
大阪市西区阿波座1-15-15
 06-6531-8211
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