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働き方改革の実現へ、PERSOL(パーソル)の挑戦

また、多様で柔軟な働き方を推進して、たとえば子育て中の女性など、さまざまな事情から就業していない人たちが働ける環境をつくり、労働人口を増やすことも不可欠だ。

高橋広敏
取締役副社長 COO

「長時間労働の是正をはじめとする働き方改革の真の狙いは、多様性を受容した働き方を企業が進めることにあるのではないでしょうか」と、テンプホールディングスの高橋広敏・取締役副社長 COOは話す。長時間労働是正は、転勤も残業もいとわないといった現在の総合職正社員に顕著に見られるような働き方の見直しを意味する。その実現には、生産性向上が大前提だが、それでも不足する分は、多様な人材を受け入れなければ、人口減少社会の中では補いきれない。

仕事を因数分解して最適化する「ジョブシェアセンター」

多様性のある働き方の必要性は理解されているが、いざ実践となるとなかなか進まない。この現状を打破するため、パーソルグループは今春から興味深い取り組みを始めた。さいたま市浦和区に開設した「ジョブシェアセンター」だ。

「ジョブシェアセンター」もパーソルならではの新しい取り組みと言える

ここでは、フルタイムから、介護や育児などの事情により働く時間が週3日、あるいは1日3時間、と限られる人まで、さまざまな人たちが就業する。パーソルグループが各企業からアウトソーシングとして受託した仕事を適材適所に割り振ることで、多様で柔軟な働き方を実現する。「ジョブシェアセンター」で行う業務には、PCを使わない封入・仕分けといった仕事から、専門知識が必要な入力・審査等、様々な仕事が混在するため、経験に応じたキャリアアップも可能だ。

第1号となる拠点をさいたま市に開設したのは、都心に長時間かけて通勤するのではなく、職住接近型のオフィスにすることで、通勤時間を短縮し、より働きやすくする狙いがある。今後は順次、東京23区外、神奈川県、千葉県などに拡大する予定だ。

高橋COOは「労働力不足は、絶対数の不足以外に、企業側のニーズと働く人の希望との間にミスマッチがあるのも大きな一因です。私たちが依頼された仕事を切り分けたり、組み合わせたりして、働く時間、経験に応じた業務に再構成することで、多くの方に就業機会を提供できるはずです」と話す。これまで、ノウハウや経験不足などからなかなか進んでこなかったジョブシェアリング。パーソルが個人と組織の間に立ち、コーディネートを行い、業務の進捗を管理することで実現できる。

高橋COOは「誰かが少し手間をかければ、労働参加できる人が増やせます。そこを我々は大事にしたいのです」と強調する。

女性、シニア、障がい者など、次々に新しい働き方を提案できる理由

また、2017年4月、中小企業向けに経営顧問を紹介する「i-common(アイコモン)」に、人材育成・研修講師を紹介する人材開発支援サービスを新たにメニューに加えた。大手企業を退職した元役員、上級役職者ら約8000人から講師を選び、人材育成に悩む企業に解決策を提案。上質な経験を積んできたシニア層にも多様な働き方を提供する。

さらに日本初の官営製糸工場「富岡製糸場」が建てられた歴史を持つ群馬県富岡市と提携して障がい者を雇用し、伝統の養蚕事業を継承していく取り組みにも乗り出すなど、多様な働き方を実現するための改革を後押しする。

働き方改革に向けて、パーソルグループが、こうした新たなサービスを次々と提案できる背景には、人材派遣・紹介、アウトソーシング、採用支援、海外人材、調査研究・コンサルティングなどの人材サービスを幅広く、かつ大規模に展開する総合力と、情報収集力の高さがある。このグループとしての情報の受発信力をさらに高めるため、2018年春の予定を前倒しして、今年4月から7月にかけて、中核会社の社名もパーソルブランドに統一する。

「はたらいて、笑おう。」 ブランドメッセージに込めた想い

さらに、世界的ITエンジニアのスティーブ・ウォズニアック氏と、15歳でファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』の表紙を飾って以来、70年にわたってモデルとして活躍を続けるカルメン・デロリフィチェ氏を起用して、グループのスローガン「はたらいて、笑おう。」とともに大規模な広告キャンペーンも展開。CM放映が始まると、技術面からコンピューター産業の基礎を築いたウォズニアック氏、年齢を経てなお活躍することでモデルの新境地を切り拓いてきたデロリフィチェ氏の生き様に、SNS等でも驚きと共感の声が寄せられている。

世界的ITエンジニアのスティーブ・ウォズニアック氏。技術面からコンピューター産業の基礎を築いた一人だ
15歳でファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』の表紙を飾って以来、70年にわたってモデルとして活躍を続けるカルメン・デロリフィチェ氏

「まずは『はたらいて、笑おう。』に込めている想いに共感してもらいたい。なんだろう?って思われる遠回りなアプローチかもしれないが、私たちは真摯に伝え続けていきたい」。高橋COOは、さまざまな壁にぶつかりながらも、その壁に立ち向かい、実際に今も働いて輝いている二人だからこそ伝えられるメッセージを届けたかった、とその意図を語る。

今回は、CM内で語られるストーリーや言葉に、敢えて事前の筋書きは用意せず、すべてその場でインタビューして、働くことについて、彼らのリアルな言葉で語ってもらうことにこだわったという。

「ロングインタビューの中からお二人の仕事への価値観が表れている言葉を厳選、リアルな言葉で構成するという企画も異例だった。正直、お二人にオファーする際は、いわゆる『タレント』ではない二人への出演交渉がうまくいく確信はなかった。それでも、私たちパーソルグループが挑戦する、人々が人生を通して“働く”喜びを感じることができる世界の実現に、二人とも非常に深く共感してくれた。オファーをすぐに快諾してくれた時は感激した」。高橋COOは、並大抵ではないことを成し遂げ、世界で活躍するお二人に、言葉の壁も超えて「はたらいて、笑おう。」に共感してもらった時の喜びも語った。

「仕事だからもちろん楽しいことばかりでなく、つらいこともあるけれど、その困難を乗り越えた先で、『前向きに働こう』『働いてよかった』と感じてもらいたい。私たちが提供するサービスの“品質”をすべての働く人の笑顔につなげるべく、さらにまい進していく覚悟」と高橋COOは力強く言う。

一人ひとりにあった多様な働き方を実現するために本格始動するパーソルグループ。ネクストステージに入った人材サービスの次の一手は何か、パーソルグループ発の“人と組織の成長創造”の実現に期待したい。

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