アマゾン ジャパン

JINS、「Amazon Pay」でEC事業が好調

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「EC利用者の多くがAmazonを利用しているので、『Amazon Pay』の導入で購入のハードルも低くなっていると思います。現在はスマートフォン経由での購入割合も高くなっており、ユーザーレビューでも簡単にログインできたと好評をいただいています。Amazonからはお客様の承諾を得た上で名前、メールアドレスといった情報を提供してもらっています。われわれが一番求めている情報が取得できるうえ、お客様のクレジットカード情報は受け取らない仕組みとなっていることも大きなメリットになっています」

ネットリテラシーが高いお客様が多い

シリーズ累計700万本も売れている
「JINS SCREEN(旧JINS PC)

「Amazon Pay」を利用しているユーザーにはある傾向があるという。「興味深いのは、ネットリテラシーが高いお客様が多いことです。パソコンやスマートフォンから発せられるブルーライトをカットする『JINS SCREEN』のレンズをオプションとして選ばれる率が高く、平均よりも顧客単価が高いのです。しかも、返品率も低くなっています。ほかにも、オンラインゲームとコラボしたメガネでは、購入者の4割超が『Amazon Pay』を利用されるなど、お客様自身がネットとの親和性が高く、ネットでの買い物にも慣れていらっしゃるのです。その意味では、よりネットと親和性のあるマーケットで、より簡単な支払い方法を提供できれば、それが一つの強い武器になると思っています。普段からECを利用されているお客様が多い『Amazon Pay』には大きな可能性があると考えています」

他方、「Amazon Pay」のシステムを導入する過程で、何か問題はなかったのだろうか。

「われわれは自社開発でシステムをつくっていて、もともと会員登録が必須でした。当初はAmazon にログインした後も、会員登録を必要としていましたが、それでは導入した意味が薄い。そこで、自社の仕組みを変えて、会員登録しなくても、Amazonのアカウントでログインをすれば購入できるという仕組みにしました。その際、ビジネスのスピードよりも、時間は少しかかりましたがお客様の使い勝手のよさを優先しました。Amazonから、ベストプラクティスとして豊富な導入事例を紹介いただいたことで、さまざまなケースを参考にしながら、新しい仕組みをつくることができたのです」

2007年の開設以来、新しいアプリやサービスの開発でECの取り扱いも順調に伸ばしてきたジンズのECサイト
「Amazon Pay」をECサイトに導入すると「Amazonアカウントでお支払いボタン」が追加される

ジンズが目指すECでの売上げ目標は全社売り上げの10%だ。当然ながら、さらなる集客には、プロモーション費用など多くのコストもかかるし、集客してきた人をいかに購入完了まで導くことができるのかが大きな課題となる。それを解決するためにも、在田氏は「Amazon Pay」が効果的であるという。

「いまお客様の購買行動は、非常に複雑化しています。単純に店舗だけ、ネットだけということではなくなってきているのです。たとえば、通勤中にスマートフォンで商品を調べて、店舗で実際に商品を見て、最終的にパソコンで購入するなど複雑な購買行動が見られるようになっています。われわれも、ECサイトで注文して、コンビニや自社店舗で商品を受け取るといった、さまざまな取り組みを導入していますが、今後もネットと店舗の連携を強化させていきたいと考えています。ネットと店舗で情報をつなげ、顧客満足度と顧客ロイヤルティの向上を通して、売上げの拡大と収益性の向上を目指していく。それには『Amazon Pay』の活用が不可欠であると考えています」

目指す方向に向けて、「Amazon Pay」を今後どのように活用していこうと在田氏は考えているのだろうか。

「われわれは『Amazon Pay』を支払い方法の主軸として考えています。ネットと店舗が融合したときに一番の問題になるのが決済と会員登録です。まだまだ店舗では現金で購入するお客様が多いのですが、将来的に、もし店舗でも『Amazon Pay』で購入することができれば、さらにネットとの融合は深まっていきます。そのためにも、今後も『Amazon Pay』を活用して、さまざまなチャレンジを行っていきたいと考えています」

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