情報漏洩を防ぐ「より適切なファイル管理」とは 日本ヒューレット・パッカード
あなたの会社は、社内でデータをやりとりするときにどのような方法をとっているだろうか。メールにファイルを添付して送信したり、USBメモリを使ってファイルをコピーしたりといった方法でやりとりしている場合も多いのではないだろうか。
メールにファイルを添付して送信すると、ファイルのコピーが送信先の数だけ作られることになる。それぞれの受信者がファイルを編集すると、どれが最新・正規のファイルなのかがわからなくなることもある。また送信者をうっかり間違え、機密データを社外に送ってしまうといった事態も起こりかねない。USBメモリも同様で、持ち運んでいるときに万一紛失すれば、情報漏洩の危険がある。
そうした情報漏洩を防ぐために、ファイルサーバーを導入している企業も多い。ファイルの暗号化やライツマネージメントといった情報保護の仕組みを追加すれば、情報漏洩のリスクはさらに小さくなる。
しかし、アクセスするクライアントPCの台数で課金されるライセンス形態だと、利用者が多くなればなるほどライセンス費用が増加してしまう。そこで注目されているのが、ファイル共有に特化したネットワークストレージ、いわゆる「NAS(Network Attached Storage)」だ。NASを上手に使ってファイルサーバーを構築すれば、コストを抑制しつつ、多くの利用者が利用することができる。
だがNASには、さまざまな製品があり、何をポイントにして選べばよいかわからないという方もいるだろう。企業でファイルを共有する場合に利用するNASには、いくつかの要件が求められる。下のバナーからダウンロードできるPDF『知っておくべき 企業で使用するNAS製品の選び方』では、最近注目を集めるNASについて、企業利用の視点から必要とされる要件をまとめている。10個の項目からなるNAS製品選定チェックシートも掲載されているので、NASの導入に関心のある方は参考にされてはいかがだろうか。