小池知事を支える7人の侍は「善」といえるか 「悪の自民都連vs善の小池グループ」ではない

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12月11日に行われた新国立競技場起工式での小池百合子東京都知事。左は安倍首相(写真:アフロスポーツ)

小池百合子東京都知事による「小池劇場」が止まらない。12月10日には「希望の塾」の第3回講義が都内のホテルで開かれ、2次募集を含めて約4000名いる塾生のうち、約3000名が参加した。

前回は会場の収容能力の都合で4回に分けて行われ、受講者は講師を選ぶことができず、不満の声が噴出している。その反省で選ばれたのが、グランドプリンスホテル新高輪の国際館パミール。バンケットルーム「崑崙」は726坪の広さを誇り、毎年自民党大会も開かれる大宴会場。ここだけでは足りず、さらに隣の「北辰の間」(556坪)も貸し切って、参加者全員を収容した。

「ここから都議が出るといいですね」

講演は小池知事の他、河村たかし名古屋市長、上田きよし埼玉県知事と竹中平蔵慶應大学名誉教授が担当。河村氏からは新党結成や政治グループの結集が呼びかけられた。

小池知事も講義で「ここから都議が出るといいですね」と、来年に予定される東京都議選(2017年7月22日の任期満了前30日以内に行われる)でなんらかの政治的アクションをとることを示唆。事後のぶら下がりでは、「選挙戦術などを懇切丁寧にサポートしていきたい」と塾生を擁立する考えを初めて明らかにしている。

これまで都議選について明確にしてこなかった小池知事がここで一歩踏み出したのは、12月6日に都知事選で小池氏を支援した豊島区と練馬区の「7人の侍」が自民党東京都連から除名されたことが原因だろう。小池知事を支援し、東京都第10区を引き継いだ若狭勝衆院議員はこの日に60回目の誕生日を迎えたが、SNSで「今回の処分を実質的にリードした人は将来多大な責任が生じることになると思います」と、東京都連からのとんでもない“バースディプレゼント”に怒りのコメントを記している。

小池知事自身に対する都議会自民党からの攻撃も、実に凄まじいものだった。

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