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地域との交流を大切にし、
グローバルな人材育成を目指す総合大学

学校法人城西大学は2015年に創設50周年を迎える。城西大、城西国際大、城西短期大を運営し、学生数は約14000名にのぼる。海外の姉妹・提携大学は20カ国・地域の103校におよび、教育・学術交流を深めている。創立者の水田三喜男(元蔵相)の建学の精神である「学問による人間形成」を柱に「世界のリーディング・ユニバーシティ」を視野に入れながら、21世紀を担う世界と日本社会が求める有為な人材の育成を目指している。

 

 

中期目標「J-Vision」を策定

学校法人城西大学は、世界の中で果たすべき日本の役割を自覚し、国際的かつ学際的な視野と認識をもって、広く社会の諸分野でリーダーシップを発揮できる人材の育成を目指している。これを実現するため、「J-Vision」を策定。大学発展に結び付けるための「誓い」にもなっている。

●Vision 1

リベラルアーツ教育の構築、社会人基礎力に資するキャリア教育、学際的あるいは新領域における人材育成、専門性の高い職業人の育成、文化・スポーツ等課外活動による人間力の育成を通じて、豊かな人間性の涵養と社会に有為な人材育成。


●Vision 2

語学教育の強化徹底、異文化理解のための教育・体験、日本文化理解のための教育・体験、国際交流の拡大・充実、国際的女性リーダー育成、留学生教育・支援の充実、国際化を支える人的基盤の強化により、国際性と日本文化理解を重視したグローバル人材の育成。


●Vision 3

教育力・指導力強化、プログラムの企画を含む組織的教育力の強化により教育の持続的向上を推進するとともに企業・地域・他大学・海外協定校等との連携による教育内容の充実。


●Vision 4

教育の基盤となる研究力の強化、本学を特色づける研究領域の確立を目指し、グループ・プロジェクト研究の推進、競争的資金の獲得強化、研究成果の発表等、イノベーションを通して社会的成果が見えることを目的とする。


●Vision 5

学生、教職員が健康で、安心して学び、仕事ができる安全な環境、情報通信技術の高度利用、環境に配慮した社会・地域に開かれたキャンパスの実現と東京・埼玉・千葉・海外と多拠点ネットワークの構築。


●Vision 6

財務基盤の強化、教学・経営を支える組織整備、適正性・効率性の担保に資する業務システム、職員の戦略的配置・育成等により、ダイナミックな展開を支える経営基盤を確立する。


●Vision 7

教育研究活動成果の可視化と多様なチャネルによる発信強化、広報・ブランド戦略、同窓会・父母後援会との連携強化、社会・地域との交流・貢献、国際交流・貢献の推進等を通して社会的存在価値のさらなる向上。

グローバルカレッジで学ぶ

グローバル社会で活躍できる人材になるためには、世界の公用語とも言える「英語」を使いこなし、世界やアジア・日本を知ったうえで国際的な視野で物事を考えて、判断やコミュニケーションができる力を身につけることが必要だ。そこで城西国際大学では、実践的な語学力と国際交流のための知識・コミュニケーション能力を身につけた人材育成のため、多様な国際教育プログラムを用意している。基礎から専門教育まで、授業を英語で受講するプログラムもある。このほかにもレベルに合わせて英語力を伸ばせるさまざまなサポートシステムもあり、安心してチャレンジすることができる。

各国から留学生を積極的に受け入れると同時に、日本からも海外姉妹・提携校への留学を推進している

一方、日本に居ながらにして世界中から集う学生たちと一緒に国際的な環境の中でグローバルなコミュニケーションを学ぶこともできる。城西大、城西国際大、城西短期大では、17カ国・地域から約1000人の留学生が学んでいる。外国人教員は約50人おり、授業以外でも学生と対応している。また、海外姉妹校・提携校へ留学して、さらに深く英語や異文化を学ぶこともできる。

オスロ大学(ノルウェー)、リール・カソリック大学(フランス)、ケルン大学(ドイツ)、ブダペスト商科大学(ハンガリー)、ハワイ大学ヒロ校(アメリカ)、カリフォルニア大学リバーサイド校(アメリカ)、ブリティッシュコロンビア大学(カナダ) などが主な提携校だ。

活発な海外交流も魅力

紀尾井町キャンパスで開かれた「日韓シンポジウム」

学校法人城西大学は、多くの学生に3カ国語をマスターしてもらうことを一つの目標としている。語学は国際的な壁、異文化とのギャップを克服するための手段であり、互いをよく知るうえでも有用だ。学生は世界に向けて羽ばたき、日常の中で、国際社会やその仕組みを学ぶ必要がある。このため活発な海外交流を行っているのである。

たとえば、今春、城西大学・城西国際大学の学生30名が、ハンガリー・ブダペスト商科大学での研修に参加した。世界という外部から日本文化を俯瞰的にとらえる知識を学生に修得させることに重きを置いている。今年度より始まった講義「世界の中の日本」と、それに連動する海外インターンシップ「国際グローバル研修」のプログラムとして実施された。現地滞在中、ブダペスト商科大学での講義を聴講、ハンガリーの名所旧跡を巡る市内フィールドワーク、ハンガリーにおける日本文化の受容について理解するための美術館見学を行った。ハンガリーに在住する日本人、日本文化に造詣が深いハンガリー人に対して、学生たちはインタビューを行い、「他者」の語りを通して日本文化のあり方を見つめ直す経験をした。

2月には、東京紀尾井町キャンパスにおいて「V4(ヴィシェグラード4)+日本 東方パートナーシップ・セミナー」が、外務省、V4諸国との共催により開催された。中欧のチェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキアの4カ国は、協力の枠組みを形成し、そのグループの総称として「ヴィシェグラード4カ国(V4)」とも呼ばれている。本学は、積極的に国際交流を深める中、特に中欧地域との教育交流を強化している。2008年以降、城西大学・城西国際大学両学で延べ2000人の学生がハンガリー語を学んでいる。ほかの大学にはない大きな特色と言えるだろう。
 また、そのほか大連理工大学など中国の大学、韓国の東西大学のほかタイのバンコク大学などアジアの多くの大学と提携関係を結ぶなど幅広い海外友好大学のネットワークを広げている。

水田宗子理事長インタビュー
学校法人城西大学
理事長
水田 宗子
21世紀の初めは大学にとって最も重要な時期です。それぞれの国々が、国際的な協調・共存をはからねばならないからです。世界に向けて若い学生を送り、学ばせることは国際社会にとって大切なことであり、大学にはそれができます。日本社会に目を向ければ、少子高齢化により、その社会を支える質の高い教育を受けた人材の必要性は増しています。城西大学は、間もなく創立50年を迎え、城西国際大学は、20年の歴史を刻みました。今後も未来に向けて、成長していく若い学生を後押ししていきたいと思っております。