記事広告アーカイブ

【東京ガス】
吉野家ホールディングスも導入
節電の切り札、ガス冷暖房

拡大
縮小
電力需給の逼迫により、一気に注目が高まったガス冷暖房。六本木ヒルズ、東京ドーム、国立科学博物館など、いまや多くの施設で導入が進んでいる。

 

オフィスにおける電力消費量の大半を占める冷暖房をガスに替えるだけで大幅な節電ができることを知らない企業はいまだ多い。電気空調に比べ電力消費量が小さいのはもとより、電気料金を削減するポイントとなる“ピーク電力”を抑制できるため無理せず節電ができコスト削減にも効果的なのだ。

そもそも月々の電気料金は「基本料金」と、使用電力量によって計算される「電力量料金」の合計で決まる。中でも、1年間で最も電気を使った時のピーク電力を基に算出される「基本料金」は、空調需要が多い夏のピーク電力で決まることがほとんど。そのため、ガス冷暖房を使って夏場のピーク電力を抑制できれば、毎月の基本料金を大幅に削減することが可能なのである。

吉野家
SSC本部 総務部長
平原雅哉

牛丼大手の吉野家をはじめ、さまざまな飲食チェーン店を展開する吉野家ホールディングスも、2012年10月、本社ビルの冷暖房を電気からガスに切り替えた。「築18年で老朽化が進み故障が頻発していた空調の全面改修を検討していました。電気か、ガスか、初期投資からランニングコストまで徹底的に比較検討した結果、ガスならばコスト削減が可能と判断し、ガス冷暖房の導入を決めました」と設備管理を担当する吉野家SSC本部総務部長の平原雅哉氏は話す。

今年の夏には、ガス冷暖房でピーク電力が100kW程度削減できる見込みで、「やはり電気料金の基本料金が下がるのは大きかった」(平原氏)。導入に際しては、電気空調から高効率ガス空調への設備更新または新設に要する経費の一部を助成する「高効率ガス空調設備導入促進事業費補助金」(一般社団法人都市ガス振興センター)も活用し、導入費用の8分の1を賄うことができた。「いまや節電は、企業の社会的責任であり、早急に対応すべき課題として積極的に対策を講じてきました。ただ、いいものを安い価格で提供することを使命とする吉野家にとって、経済合理性を追求する経営努力は常に欠かせません。こうした中、ガス冷暖房という選択は非常に魅力的でした」(平原氏)。

ガス冷暖房にはガスヒートポンプ式とナチュラルチラー式があるが、施設規模やニーズに合わせて東京ガスがきめ細かく提案してくれるから安心だ。平原氏も「導入効果のシミュレーションはもちろん、多くの疑問にもクイックレスポンスで対応いただき社内調整もスムーズだった」と高く評価する。「暖房では立ち上がりの早さが実感できましたが、冷房での使用は今夏が初めて。我慢も無理もなく節電できると社内の評判も上々です」(平原氏)。

天然ガスを利用するガス冷暖房は環境性の高さでも注目が集まっている。節電の新たな切り札として十分検討したいところだ。

資料請求
お問い合わせ
東京ガス
都市エネルギー事業部
ウェブサイトはこちら