【AGCグラスプロダクツ】
遮熱・断熱性能に優れたガラスを貼り付け
オフィスの快適性向上と大幅省エネを実現

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省エネ推進政策の一環で今なら使える補助金制度
グリーン投資減税

気になることがあるとすれば、「ATTOCH」を導入するコストかもしれない。遮熱フィルムと比べると、設置費用は約2.5倍になる。ただし、遮熱フィルムは傷つきやすく、劣化を防げないため、掃除に気を使わなければならないし、5~7年程度で貼り替えが必要だ。

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既存の窓の内側に「ATTOCH®」を取り付けるだけでLow-E複層ガラスと同等の性能を得ることができる。 オフィスの窓に多いFIX窓にも1枚(4m2)20~30分程度で施工ができ、特別なメンテナンスも不要。 夏の暑さ対策はもちろん、冬には優れた断熱性能を発揮するため、省エネの観点から高い評価を獲得している

ところが「ATTOCH」は、掃除も従来どおりで構わず、破損でもしない限り、取り換えは一切不要。一度取り付けてしまえば、半永久的にメンテナンスフリーというわけだ。「ATTOCH」は断熱性が高いから、冬に発生しやすい結露の防止にもつながる。長い目で見れば、どちらがより快適で、エコロジーかつエコノミーであるかは明白だろう。

しかも、補助金を利用することもできる。国土交通省の「住宅・建築物省エネ改修等 緊急推進事業」による補助金制度は、窓ガラスをはじめ建物躯体の省エネ改修工事に対して、所定の省エネ効果が見込まれるなどの条件を満たせば、国が費用の3分の1(限度額5000万円)を支援するというもの。ただし、遮熱フィルムの場合は、建物自体の改修ではないので補助額上限が2500万円になってしまうため注意が必要である。

一方、資源エネルギー庁による「グリーン投資減税」は大企業の場合、普通償却に加え、取得価額の30%を特別償却および即時償却でき、中小企業であれば取得価額の30%を特別償却、もしくは7%の税額控除を選択できるというもので、かなりインパクトがある制度だ。

施工に要する時間は「一般的なオフィスビルの窓ガラス1枚(4平方メートル)で20~30分程度。施工にあたってオフィスをクローズしたり、一時的に移転したりすることなく、土・日曜日を利用して『ATTOCH』に仕上げることが可能です。また、施工を担当するのは弊社の施工教育を受け、試験に合格した『ATTOCH CLUB(アトッチクラブ)』認定業者に限定し、品質管理を徹底していますのでご安心ください」と岡氏は言う。

窓ガラスの改修効果に関する見積もりは、AGCグラスプロダクツが無料で行っている。東京・京橋にあるショールーム「AGC studio」では、実物を見て詳しい説明を聞くこともできる。まだビルの開口部の快適化・省エネ対策を行っていない物件も、いずれ遮熱フィルムを張り替えなければならない物件も、オフィスの環境改善とスマートなエコ対策、そして経済的な効果を狙って、じっくり「ATTOCH」導入を検討してみてはいかがだろう。