グロービス

グロービス流"コンサルティング"の醍醐味 〜組織変革のプロはここで育つ〜

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新しい自分の居場所を探して、転職していく人は多い。しかし、その新天地は本当に自分の実力を発揮できる場所なのだろうか。自らを律して成長し、自立したポジションでやりがいのある仕事に次々と取り組みたいと考えている人は、グロービスで自分の力を試し、新しいことにチャレンジしてみてはいかがだろう。 グロービスのマネジング・ディレクターの西恵一郎氏に、自身の歩みと、グロービスがキャリアパスを体現できた「場所」であることについて聞いた。

人材育成・組織変革プロフェッショナルの仕事
企業の成長に欠かせない「人」との出会い

グロービスは、人材育成・組織変革のプロフェッショナル集団だ。他のコンサルティング会社では真似のできない、5年、10年というスパンで日本企業をヒト、組織の面からサポートしている。

西 今、多くの日本企業は世界を舞台にビジネスを展開し、勝ち残っていくためにさまざまな戦略を考え、実行に移しています。私たちグロービスの法人事業は、こうした企業を、人材育成・組織変革の面からサポートしていますが、他の戦略系、人事系のコンサルティングファームとはスタンスが違います。

西 恵一郎 グロービス・コーポレート・エデュケーション マネジング・ディレクター
新卒で三菱商事株式会社に入社し、不動産証券化、コンビニエンスストアの物流網構築、商業施設開発のプロジェクトマネジメント業務に従事。その後、B2C向けのサービスビジネスを行うベンチャーを立ち上げ共同責任者として会社を運営。現在はコーポレート・エデュケーション部門マネジング・ディレクター兼中国法人の董事。日系商社 香港法人の外部顧問、講師はグローバル戦略、リーダーシップ、アクションラーニングを担当。INSEAD International Executive Program修了。

他社の多くは、組織開発のプログラムや人事制度をつくり、それを成果物として提出しプロジェクトを完了します。ただ、どんなに優れた戦略、制度をつくっても、それを実行、運用する人や、組織を率いるリーダーを育てなければ企業は立ち行きません。私たちはお客様企業のパートナーとして人材育成プログラムを一緒に作り上げます。例えば、次代を担うリーダーはどのような人物であるべきか理想の姿を描き、適任者について議論を重ね、5年後、10年後のリーダーを養成するプログラムを構築していきます。長期間にわたる人材育成プログラムを、お客様と共に、時に壁にぶつかりながら、策定、実行します。この組織変革のスタンスこそ、グロービスならではの魅力だと思います。

西氏自身、転職組としてグロービスに飛び込んできた。

西 社会人2年目の頃に、当時のグロービスの社員から誘いを受けました。当時、グロービスは設立10年目で、まだまだベンチャーらしさがあり、魅力を感じました。ただ、そのときは時期尚早と思い、いったん転職を見送りました。実際にグロービスに入社したのは、その1年後です。
縁あって、グロービスで働く方々に触れ自分自身が刺激を受け、グロービスに身を置き、優れたエグゼクティブの方々の薫陶を受けながら、もっと自分自身を鍛えたいという考えに至り、グロービスに飛び込むことを決めたのです。

リーダー候補が真のリーダーへと成長していく。
その過程に、寄り添うことの魅力

「人」がキーワードとなるグロービスのコンサルタント。西氏が携わってきた業務について自身でどのように感じてきたのだろうか。

西 まず、主に法人向けの組織開発と人材育成、とくにリーダー育成に携わってきました。関わった業界は情報通信、製造、消費財、サービスなど多種多彩で、グロービスに入社以来13年が経ちますが、これまで300社以上の企業を担当してきました。
例えば、グロービスの法人事業では、10年以上のお付き合いがある企業が何社もあります。私がプロジェクトリーダー、もしくはファシリテーターとして研修で関与する期間は半年から1年程度ですが、かつて研修を受けて頂いた課長、部長クラスの方が、数年後にお会いしたときには役員や社長になっていらっしゃることがあります。私たちが提供したプログラムが、時間を経て結実したことを知った瞬間は、本当に人材育成の醍醐味を感じます。

同氏はグロービスにアソシエイトとして入社、現在のマネジング・ディレクターにまで登っていった。グロービスでは、アソシエイト、シニアアソシエイト、マネージャー、ディレクター、マネジング・ディレクターという順にキャリアを積んでいく。ここでも他のコンサルティング会社と大きな違いがあるのだという。

西 他のコンサルティングファームでは大抵、現在の私のようなポジションの人間がお客様(企業)からプロジェクトを頂き、メンバーに仕事を分担する形になります。しかし、グロービスの場合、アソシエイトあるいはシニアアソシエイトが担当コンサルタントとしてお客様のもとで話し合いをし、自分のアイデアやプログラムを提案、プロジェクトの受注まで担当します。言うなれば、職位ピラミッドのトップではなく、若手から中堅の層がグロービスという会社を引っ張っていく形です。

個人の主体性を重んじ、半年から1年程度のアソシエイト、シニアアソシエイトという営業フェーズのうちに、独り立ちできるように育て上げることを社員育成の基本方針にしているという。

西 常に個々人が「何をしたいか」、「何をチャレンジすべきか」を徹底的に考えさせられる環境です。仕事を指示するのではなく、個人が自発的に考え行動することで、やりがいや熱意を持って仕事に取り組める。そうすれば、ますます自分らしい創意工夫が生まれ、自由に楽しく働くことができると考えているからです。

「アジアNo.1」へのチャレンジを
共に達成していく方とともに

グロービスでは今、人材育成・組織変革のプロフェッショナルとして活躍する若き人材を募集している。

西 グロービスは、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」というビジョンを掲げながら、「アジアNo.1のビジネススクール」と「アジアNo.1のベンチャーキャピタル」になることを目指しています。そのためにも、新しい優秀な仲間が必要です。企業が私たちに求めているのは、不確実な未来への対処法です。それを企業側と一緒に考え、その企業独自の解を導き出していくことが、私たちのサービスの付加価値なのです。そのため、若いときからいろいろな業界を見て、経営者の考えに触れ、ビジネススキルだけではなく、業務に必要な幅広い知識を身につけ、人間性を磨き、常に自分自身をアップデートしていける方たちとともに邁進したいと思っています。

熱い思いだけでなく、受け入れるグロービス側の働き方も注目だ。

西 グロービスでは、シニアアソシエイトの途中から、研修のファシリテーターを兼務するようになっていきます。自分自身の提供価値を広げていく中で、将来的には通常業務を行いながら研究開発部門で6つの学問領域(ヒト・カネ・モノ・志・創造・思考)のいずれかのコンテンツ開発や最新の経営理論や教育手法の研究などにも参加してもらいます。また、毎年、新しい目標を設定して、四半期ごとに見直していく目標管理制度(MBO)を導入しています。新しいチャレンジをしているので、ルーティンワークがなく仕事がとても面白いし、好奇心と情熱は尽きることがありません。また、私個人としては、グロービスでは自分の時間の5%を社外取締役のような形で費やせる制度もあるので、こうした機会を使って自分自身を試す場を広げていきたいと考えています。

自分の力をもっと発揮できる場を求め、自主自発的に行動したいという方は、ぜひグロービスの門を叩いてみるのがいいだろう。

お問い合わせ
グロービス
 http://www.globis.co.jp/