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会計情報の戦略的な活用で
コックピット経営の実現を
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だが、会計システムの仕訳データから、前回生産設備を購入したときの情報ファイルをリンクできれば、詳細がすぐにわかる。スペック、購入価格、さらにはその購入資金のための借入金額、金利、総利息額、返済方法などが瞬時にわかるのである。そうすれば価格が妥当かどうか、金利や返済方法などに無理はないかということも判断でき、経営の意思決定が迅速にできるようになる。

経営に必要なすべてのデータを一元管理

実際、領収書や請求書を画像ファイルとして添付できる会計ソフトは、これまでもあった。しかし、それは監査等におけるエビデンスとしての役割を果たすだけであった。経営判断をするときの材料として活用するには、もっと多量で多様な情報にリンクできるようにする必要がある。

「そのためには大容量のハードディスクやメモリーが必要でした。当然、相当なコストもかかりました。しかしいまは20年前と比べると、容量1㍋あたりのハードディスクの価格は4000分の1程度に下がりました。だから、こうした機能を手ごろな価格で搭載できるようになったのです」(峯瀧氏)。

仕訳データごとにリンクできるファイルは自由に設定できるし、添付できるデータも画像に限らずPDFやワード、エクセル、URLにも対応している。拡張性豊かなファイル構造を有しているために仕訳データそのものも詳細情報を管理でき、さらにエビデンス、稟議書、などのリンク情報といった経営に必要なすべてのデータを一元管理することができるのである。

一方、アナライザー機能というのは、蓄積された会計情報を分析し、経営判断の材料となる情報を提供する機能のことだ。任意の切り口で、目的に応じて分析項目の抽出条件指定や選択した分析項目の配賦設定ができるのである。しかも、そこで得られた情報を集計、加工、グラフ化するのもワンクリックで可能だ。

「売り上げ全体の数字だけ見ていても、経営の本当の姿は見えてきません。取引先別の売り上げや利益はどうなのか、エリア別はどうか、あるいは物流費、販促費はどうなっているのか、そうしたところまで細かく見ていかなければ次の手は打てません。さらにアナライザー機能は、マイクロソフト社のSQL Server のインメモリー機能に対応しており、数千万データの集計を10秒足らずで処理する大量データの高速処理を実現しています」と語る峯瀧氏は、DWH機能やアナライザー機能まで搭載した「OPEN21 SIAS」と同価格帯の会計システムは「まずない」と明言する。しかも同社は全国5カ所に拠点を設け、導入前の打ち合わせはもちろん導入時、さらに導入後の対応も専任のサポートスタッフが客先に訪問するオンサイトの形でサービスを提供しているのだ。

コストがかかるオンサイトのサービスにこだわるのは、スムーズにシステムを導入し、迅速に稼働させ、稼働後もユーザーのさまざまな要望にきめ細かく対応するには、オンサイトが最適とのユーザー評価によるものだ。

ICSパートナーズは、会計事務所向け会計システム専門メーカーの日本ICSから分社独立する形で1980年に発足した。以来35年にわたり、会計システムに特化して実績を積み上げてきた。常に顧客のことを考え、顧客第一主義を貫いてきた姿勢はユーザーからも高く評価されている。オンサイトサービスにこだわっているのもそのためであり、そんな同社だから「OPEN21 SIAS」のようなコストパフォーマンスに優れたシステムを開発することができたのだろう。

「経営に必要な正確な情報をいつでもすぐ見ることができ、過去の情報を分析して次のアクションプランにつなげられる。それは必要な計器類がすべて手の届く範囲にあり、針路を的確に飛行できるコックピットの中で経営するようなものです」

「OPEN21 SIAS」を導入し、会計情報を戦略的に活用することでコックピット経営を実現する。飛躍に向けた上昇気流に乗る準備は、そこから始まるのであろう。

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