社会人の9割が複数持ってる
おカネに関するあるモノとは?
みずほ銀行 第1回
社会人の9割が実践している“ある方法”とは一体何だろうか。それは、社会人の9割が複数持っているおカネに関するあるモノに関係がある。考えてみてほしい。私たちは生きるために働いてお金を稼がなければならない。だが、学生時代のバイト代とくらべ社会人の給料は、その性質が大きく異なってくる。これから社会人としてもらう給料は、学生時代と違い金額も大きく、長期間にわたり定期的に支給されるものである。いわば自分の人生をつくっていくための軍資金の役割を果たすものだ。むやみに使っていては、将来の不確実なことに対応できないし、目標としていることも実現することが難しくなってしまうかもしれない。
将来、自分がやりたいことを叶えるためにすべきこととは何か。それが「自分のお金を上手に管理すること」なのである。そして、そのために社会人の9割が実践していることが「複数の銀行口座を持つこと」なのだ。
ここに面白いデータがある。社会人を対象にしたMyVoiceのネットアンケート調査によれば、「所有口座数は5つ以上」が34.1%ともっとも多く、次いで「3つの口座」(23.5%)、「4つの口座」(18.0%)とつづく。注目すべきなのは、「1つの口座」しか持っていない人は8.1%しかなく、「2つの口座以上の所有者」が91.2%にものぼることだ。

つまり、社会人の9割が複数の口座をうまく使い分けながら、自分流の「お金の管理」を実践しているのである。
では、なぜ複数の銀行口座が必要なのだろうか。そのもっとも多い理由は「目的に応じて、利便性のよい銀行を使いたい」(46.3%)。以下「資産管理しやすい」(34.1%)「お金を使いすぎないようする」(26.0%)「手数料の軽減」(23.7%)などが上位に並ぶ。
たとえば、定期預金、財形貯蓄、各種保険や住宅ローンなど将来のライフプランに対する備えとして。または、家賃や公共料金の支払い、日常の生活費については給与口座を使い、資産運用面では、普通預金よりも金利の高い預金口座を別につくったりしているといったものである。
さらに言えば、万が一の際の「リスク回避」の意味合いもある。たとえば、取引銀行にもしものことがあった場合、利息つきの自分の預金は一行原則ひとり当たり元本1000万円とその利息しか保証されないという決まりがある。これをペイオフという。そんなとき「複数の銀行口座を使い分けていること」がリスク回避につながるのだ。
まずは4月に初任給をもらったときがチャンス。そこから「お金を上手に管理すること」をスタートさせてみよう。そして夏が来て、初めてのボーナスをもらう頃には、お金に対する自覚がもっと高まっているはず。そうした自覚が社会人としての矜持を生み出し、自分の新しい人生をつくり出す礎となってくるのだ。
口座の講座 for 社会人

これから社会人としてもらう給料の受取口座は長期間にわたり日常の生活、特に家賃や公共料金の支払い、またクレジットカードの引き落とし等で活用していくこととなるでしょう。日常生活で使用する口座を選ぶポイントとしては、利便性の高い銀行を選ぶことが賢明です。
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みずほ銀行は、必要なときに必要なものを提供し、あなたのライフスタイルにあわせ、アドバイスをしてくれます。そんな銀行こそ、あなたにとってよい銀行と言えるでしょう。「複数の銀行口座を使い分けること」で、より快適な社会人ライフを楽しむことができるのです。
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