北朝鮮の核実験は「明白な安保理決議違反」

国連安保理、追加措置に着手

 1月6日、北朝鮮が4度目となる核実験に踏み切ったことを受け、国連安全保障理事会は緊急会合を開き、直ちに追加措置に向けた作業に着手する方針を表明した。写真は議長国ウルグアイのエルビオ・ロッセリ国連大使(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[国連 6日 ロイター] - 北朝鮮が4度目となる核実験に踏み切ったことを受け、国連安全保障理事会は6日、緊急会合を開き、直ちに追加措置に向けた作業に着手する方針を表明した。国連の制裁強化につながる可能性がある。

北朝鮮は6日、水爆実験に成功したと国営テレビで発表。専門家は同国が核実験に水爆を使用したとは考え難いとの見解を示しているが、国際社会に衝撃が広がっている。

理事会で今月議長国を務めるウルグアイのエルビオ・ロッセリ国連大使は記者団に対し、北朝鮮が新たな核実験を行った場合、理事会は重大な措置を講じるとの決意を以前から表明しており、北朝鮮の行為は「安保理決議の明白な違反」であると指摘。「この約束と今回の(決議)違反の重大性を踏まえ、安保理メンバーは新たな決議における対応をめぐり、直ちに作業を開始する」と語った。

米国のサマンサ・パワー国連大使は、安保理は「厳格で包括的かつ信頼性のある新たな制裁」を科し、「すでに採択している決議」を確実に実行するべきだと述べた。

国連の潘基文事務総長は、北朝鮮の4度目の核実験について「域内の安全保障にとって重大な問題で、深刻な不安定要素だ」と指摘。

「そうした行為をやめるよう求める国際社会の呼びかけにもかかわらず、(北朝鮮は)数々の安保理決議にまた違反した」と非難した。

外交筋によると、北朝鮮の核開発を手掛けている組織の海外の代表者や、同国の主要調達企業と関連のある人物が国連の制裁リストに追加される可能性がある。

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