住宅情報サイト 仁義なき戦い

SUUMO対HOME'S

SUUMO対HOME'S、 住宅情報サイト 仁義なき戦い

ネット時代に突入し、最強の営業部隊を抱えるリクルートは、ネットとリアルの間で独自のモデルを模索している。その象徴的な例が『SUUMO』だ。

そもそもSUUMOとは、『住宅情報』『ふぉれんと』などの住宅分野を、2009年に統合したブランド。フリーペーパーの『SUUMO新築マンション』(週刊、16・8万部)では、首都圏・関西を六つに分け、駅やコンビニのラックで無料配布。

「狭域に徹し、細かく、回転よく、折り込みチラシをまくように。個別物件のチラシと違い、情報誌なら比較検討できる」(渡邊千洋・住宅カンパニーMP統括部長)。マンション分譲に合わせ、短期で一気に集客するのがリクルート流である。

 

リクルートは1996年にネット化に踏み切ったが、実はネットでは強力なライバルがいる。『HOME'S』だ。リクルートから独立した井上高志社長が、97年にネクスト社を設立し、専門サイトをオープンした。ちなみにネクストは楽天の持ち分法適用会社である。SUUMOが分譲マンションや新築戸建てに強いのに比べ、HOME'Sは賃貸マンションや中古戸建てに強い。

住宅情報サイトは近年、相次ぐ新規参入で混沌としている。実際に不動産会社と窓口でつながり、情報を直接仕入れているのは、SUUMO、HOME'S、『at home』、『O-uccino』だ。他のサイトは、こうした会社から情報を卸してもらって、そのまま載せているものもある。ただ視聴者からの見た目では、構造上の違いはわからない。

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