二子玉川は波乱万丈44歳が漂着する街だった

「狂った街TOKYO」での自らの地位を悟る

慶應大学卒業後とある総合商社に勤めた拓哉。20代を「渋谷」「西麻布」で過ごし、挫折を経験し「蒲田」へと引っ越す。その後ベンチャー企業へと転職し、経営幹部に。「芝浦」「広尾」と引越し、上場も見えてきた直前でストックオプションで揉めて退職。40歳で「学芸大学」に住みながら事業を起こし、その後44歳となった時のお話。

二子玉川(用賀)にリアル店舗を出店

「東京カレンダー」(運営:東京カレンダー株式会社)の提供記事です

伝統工芸品やハンドメイド品を販売する会社「CRAFT JAPAN」を立ち上げた話は前回しましたよね。最初は「Etsy」などのオンラインのショッピングモールを中心に出品していましたが、かなりの人気を博すようになり、43歳になった昨年、小さいながらにリアル店舗も構えることができました。場所は二子玉川です。といっても最寄駅は用賀からの方が近いんですけどね(笑)。

「CRAFT JAPAN」という名前で「Etsy」のような海外サイトでの販売実績が結構あったからか、「浅草」「新宿」「渋谷」などの外国人にとってメジャーな街じゃなくても、この二子玉川(用賀)のリアル店舗には結構外国人のお客さまにお越しいただいています。

中にはこの店に立ち寄って、僕の伝統工芸品やハンドメイド品に対する想いを直接聞きたいというお客さんもいて、嬉しい限りです。モノを売るだけではなく、コミュニケーションやストーリーに価値の重きを置く時代の到来を感じます。

もちろん、外国人のみならず地元の人をはじめとした日本人にも人気です。この二子玉川という地は世田谷の中でも成城と肩を並べる裕福なエリアということもあり、単価が高いものでも「品質が良い」とお客さまが思ってくださったモノは、どんどん売れていきます。

同じ富裕層でも、六本木など港区にお住いの方々とは、お金の使い方が違うというか。30代は港区で過ごしてきたのかもしれませんが、40代50代になって二子玉川や用賀に一軒家を構えて、質の良いモノを少しずつ集めて始めていくようなライフスタイルにスイッチしていったのではないかと、日頃お客さまを見ていて感じます。

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